2011.05.03 TUE
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■広報レポート <延長戦を制す>

 三塁ベースに到達した中田選手は、わき目も振らずに右のこぶしを大きく突き上げました。延長十回。2死満塁で打席に入ると、外角へのボールを捕らえました。打球は前進守備を敷いていたライトの頭上を越え、フェンス前でバウンド。走者全員を返す3点適時三塁打となりました。

 「ランナーを絶対に返す気持ちでした」。七回には勝ち越しにつながるヒットも記録。価値のある2安打に、本人も満足げに笑います。
 
 中田選手の決勝打を誰よりも喜んだのは、先発したダルビッシュ選手だったかもしれません。リードして迎えた九回に2点を失い同点に。十回が終わって中田選手がベンチに戻ってくると、アイシングしながら祝福に向かっています。
 
 試合前、福良ヘッドに「今日は何回まで投げるつもりなんや」と聞かれたダルビッシュ選手。そこで間髪入れずに「九回まで行きますよ」と答えていました。完投こそ果たせなかったものの、宣言通りマウンドを守ってみせたのです。
 
 そして、中田選手の一撃で今季3勝目。「投手として何勝目という評価はなくてもいい。チームが勝てたということがうれしい」とキッパリ。試合後には、ウイニングボールをこの日が誕生日だった真喜志コーチにプレゼントしていました。
 
 稲葉選手の同点本塁打に続き、七回には飯山選手と田中賢選手が適時打を放ちました。十回2死一、二塁では、村田選手が俊足を生かして遊撃内野安打で出塁し、中田選手につないでいます。引き分けをはさみ、これで3連勝。勢いは止まりません。

■梨田語録

本日の梨田語録はございません。

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