2011.05.26 THU
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■広報レポート <はい上がった男>

 独特のフォームから繰り出されるボールで、中日打線をすべてフライアウトにしとめました。八回から4番手で登板したのは多田野選手。2イニングを完ぺきに抑え、今季4度目の登板に花を添えました。

 昨オフに一旦は自由契約となり、所属先が決まるのに時間がかかりました。しかし、モチベーションを保ちながら、鎌ケ谷で自主トレを続けていました。12月中旬に再契約。「契約していただけるだけで有難い気持ちで一杯です」と話し、再びファイターズのユニホームに袖を通すことが決まりました。

 背番号は16から65となったものの、「こだわりはない」とキッパリ。国頭でキャンプを送り、教育リーグとイースタン戦でひたすら一軍昇格のチャンスをうかがっていました。4月の末に声がかかると、4試合に登板して無失点。ブルペン陣の一角を担う存在として信頼も高まっています。

 敗れたとはいえ、先発が早期降板しても試合が壊れないのが、今季のファイターズの特徴といえるでしょう。投手陣は開幕から安定した内容を見せています。交流戦最初の遠征を五分で終えて北海道に戻り、仕切り直しです。

■ケッペル投手 <4回、打者19、球数75、安打5(本塁打1)、三振2、四球1、失点3、自責点3>

「非常に残念なピッチングをしてしまいました。チームが勝つために長いイニングを投げるという仕事ができず、申し訳ない気持ちです。ゴメンナサイ。」

■梨田語録

「ケッペルは2アウトランナーなしでフォアボールとツーベースから点を取られてるから、もったいなかった。今日はもうちょっとコントロールがね。前回と違った。ボールが動いてなかったのかな。(中日先発の)チェンは角度があるよね。去年よりは良くないと聞いていたけど、角度があるから(打者は)速さを感じたのかな。昨日ダルで勝ったといってもそう簡単に流れがくるというものじゃない。先取点を取ったら流れはくるかもしれないけど、主導権を握られると厳しいよね。中田は1本ヒットが出たし、フライもたくさん飛んできていい経験ができたんじゃないかな。(交流戦のカードは)最初に勝ってから負けたと思えば、その逆もある。またあさってからだね」

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