2011.06.08 WED
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■広報レポート <ゼロ行進続く>

 驚異のゼロ行進は、この試合でも止まることはありませんでした。九回も三者凡退に抑えたダルビッシュ選手は、涼しい表情さえ浮かべながら勝利の輪に入りました。3試合連続完封勝利。「自分のピッチングをしたいとは思ってますけど、ここまでうまくいくと、ちょっと怖いです」とお立ち台で苦笑いしました。

 当たり前ではないことを当たり前のように感じさせるところが、エースといわれる所以でもあります。連続無失点イニングは44に伸び、パ・リーグ歴代2位に。記録については「特に何もありません」と話すものの、チームも自身も登板試合で8連勝とあれば喜びも格別。「0で抑えれば負けることは絶対にない」と胸を張りました。

 絵になるツーショットのお立ち台も今年2度目です。もう一人のヒーローは七回無死一塁で左越え適時二塁打を放った中田選手。バントの選択肢もありましたが、ベンチのサインは「打て」。梨田監督は「ケースとしてバントはない」とキッパリ話しました。ベンチの期待に応え、責務を果たした若き4番。先輩・ダルビッシュ選手も「一段一段、階段を上っている」と認める活躍です。

 チームとしても3試合連続の完封勝利で交流戦の5割以上が確定しました。もちろん、5割が狙いではありません。まだまだ快進撃は続きそうです。

■梨田語録

「試合時間が短かったね。両投手とも追い込まれると打てないから早打ちになるし、それでテンポも良かった。ダルビッシュはこないだより悪かったけど、相手の早打ちにも助けられた。それにしても素晴らしい。(連続イニング無失点も)ダルなら十分可能性があると思っていた。もちろん、1回1回の積み重ねなんだけど、チームが勝つには0点がいいわけだから、がんばって欲しい。(決勝適時打の)中田はケースとしてバントはない。追い込まれたけど、チェンジアップをうまく打ったね。クッションボールもラッキーなところに跳ねてくれたしね」

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