2011.06.29 WED
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■広報レポート <New Style>

斎藤佑選手

 左脇腹の負傷から斎藤佑選手が52日ぶりに1軍マウンドに帰ってきました。5回に4安打を集中されて4失点。プロ初黒星を喫したものの、入団以来最長となる7回を投げたことについては「成長したんじゃないかなと思います」と自己評価し、前向きに振る舞っていました。

 故障が癒えても交流戦までは先発の頭数が揃っていたため、鎌ケ谷でじっくりトレーニングに励み、満を持しての登板でした。ファームの試合に帯同しない残留メンバーには、毎日ボリュームのある弁当が用意されていましたが、白米を口にするのは4分の1だけ。走り込みと節制で体を絞り込んだ成果は、キレを増したストレートに表れていました。

 打者の手元で球を動かすテクニックは封印し、力強さの増した新スタイルでの再登場。「5回はゴロを打たせるつもりが、微妙に甘く入ってしまった」と修正ポイントも明確に見えています。外出制限のあったリハビリ中は読書に勤しみ、「北海道の渓流釣り」を読んでは再びローテーションに定着する日々を思い描いていました。気持ちを鎮めて糸を垂らし、波音を立たせずに釣り上げる-。そんな風に試合を進めることができれば3勝目はおのずと見えてくるはずです。

■斎藤佑投手 <7回、球数103、打者30、安打7、三振4、四死球1、失点4、自責点4>

先発した斎藤佑選手

「試合には普通に入れましたし、調子自体も悪くはありませんでした。5回は打たれたのも甘く、いい流れを相手に与えてしまったなと反省しています。7回まで投げられたことに関しては良かったかなと思います。」

■梨田語録

梨田監督、試合前の表情

「斎藤は良かったですよ。以前よりも球は速くなっていたし、キレやコントロールも良くなったと見ています。五回に集中してヒット4本を打たれたのはもったいなかったですね。バント失敗からヒットだからね。野球は分からないですね。打たれたボールは甘かったんでしょうね。4点目が非常に大きかった。ただ、手応えはありますよ。事情があって一度(登録を)外すけど、チームには帯同させます。今成とのコンビは鎌ケ谷で受けているし、斎藤の状態をよく知っているから。(スタメン起用した)杉谷も一緒にやっているし、いい機会かなと。盗塁もしたし、悪くないと思います。打線は9回で1点ですからね、何とかしないとね。」

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