2011.07.01 FRI
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■広報レポート <稲葉の夏、到来!>

 最後の打者が放ったフライをしっかりとファウルゾーンでキャッチすると、マウンド付近に駆け寄ってチームメートと勝利のハイタッチを交わしました。ヒーローインタビューの打診に「そうだな、4安打だもんな」と快諾した稲葉選手が再びグラウンドに飛び出すと、敵地ながらスタンドからは大きな歓声が起こりました。

 高温多湿の時期が到来し、“夏男”のエンジンは全開です。第1打席で中前打を放つと、2点を追う四回2死二塁で中前適時打。逆転の足がかりを作りました。第3打席は先頭打者として左中間への二塁打で出塁して生還し、締めは七回1死満塁で右前適時打。今季2度目の4安打を記録しました。

 交流戦では思うようにヒットが出ず、「いつの間にか打率2割5分切っちゃったね」と苦笑いしていたキャプテン。それでも、試合前に早出特打を敢行するなど、浮上のきっかけをつかもうと必死にバットを振り続けました。

 手応えをつかんだのは6月29日の一戦です。4打数無安打に終わったものの、最終2打席の中飛はしっかりと芯で捕らえていました。そして翌30日には適時打を含む2安打で、結果も伴うようになっていました。すべてが好転し始め、この日の4安打につなげたのです。

 打線もつながり、初回に2点を失いながら逆転に成功。4番に座る中田選手は五回に決勝打を放ち、両リーグトップとなる10度目の勝利打点を挙げています。

 投打がかみ合って7月も白星スタート。夏に強い男の“復活劇”はチームにさらに勢いをもたらすはずです。

■糸数投手 <5回、球数71、打者20、安打4、三振1、四球1、死球1、失点2、自責点2>

「初回に点を取られたときは『終わった』と思いましたけど、気持ちを切り替えてできることをやろうと思って1イニング1イニング集中して投げました。結果、初回の失点だけで何とか試合を作れたし、チームに迷惑をかけなくてよかったです。この後はブルペン陣に任せて応援します。」

■梨田語録

本日の梨田語録はございません。

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