2011.07.10 SUN
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■広報レポート <Hokkaido Man!>

 超満員2万4000人の気持ちが乗った白球が、絶叫を巻き起こしながら二遊間を抜けていきました。2-2の9回1死満塁。この日2本のシングルヒットを放ち乗っていた小谷野選手が接戦に蹴りをつけ、ペットボトルの水を浴びせかけられずぶ濡れに。「みんなのつなごうという思いが打たせてくれました」と殊勝にも全員でつかんだ勝利と強調しました。

 前夜から降り続く雨でグラウンドに水がたまり、開催が危ぶまれた一戦。選手はブルペンで打撃練習を行い天候回復を待ちました。その間、球場のスタッフの方々が総出でスポンジで水を吸い取り、試合開始に問題ないコンディションを用意してくれました。周囲へ感謝の気持ちを絶やさずプレーする背番号5がこれに応えないはずはありません。

 試合前には旭川から70キロ北にある名寄市の球団後援会から昨年の打点王獲得を祝した記念品が贈られました。アオダモのフレームに入り、自らの手形とサインが刻まれたオリジナルレリーフ。勝負強さを思い起こすにはこれ以上ない贈り物になったことでしょう。

 5月15日バファローズ戦(函館)に続く道内都市でのお立ち台。旭川では大好物のカレーライスを堪能でき、その土地々々の空気をたっぷり吸い込むことが力になっています。「旭川から調子が上がって行ったと言えるように、これからも頑張ります」。月末には帯広開催が控え、全都市制覇となればチームを益々そのバットで乗せてくれるはずです。

■ケッペル投手 <8回、球数112、打者33、安打7(本塁打1)、三振1、四球3、失点2、自責点2>

先発ケッペル選手

「体調も良くて、内容的にも今年ベストだったね。コントロールも良かったし、リズムも良かった。試合中に雨が降らなかったことも大きかった。素晴らしい試合になっていると思います。アサヒカワのファンのミナサン、アリガトウゴザイマス!」

■梨田語録

試合前の表情

「(サヨナラ打の)小谷野は試合前から打ってくれる感じがしていました。気持ち的に昨日、(大学の)後輩(大塚)が初登板しただとか、そんなことがプラスに働くことがあるもの。野球の基本であるセンター返しが出来ていたので、いいきっかけになればいいですね。ケッペルは9回もいけると言ってくれ次回登板もあるので代えましたが、勝ちがつかなくても価値あるピッチングをしてくれました。函館に続いて旭川でも連勝。残る帯広でも頑張ります。」

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