2011.07.11 MON
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■広報レポート <挨拶代わり>

 高めのストレートをフルスイングすると、打球は大きな弧を描いて左翼席の中段に飛び込みました。1点をリードされて迎えた三回。1死一塁で打席に入ったのは新外国人・スケールズ選手でした。来日初アーチは、逆転に成功する一撃となりました。

 「札幌ドームで打てたのはうれしい。ただ、勝てればもっと良かったけどね」

 9日の旭川で来日初安打を打点つきで記録すると、10日は3安打を含む5打席連続出塁。1番起用3試合目で本塁打も飛ばしました。旭川の土のグラウンドに戸惑った内野守備も、人工芝に変わって無難にこなしています。

 チームに溶け込もうとする姿勢はもちろん、北海道を好きになろうという気持ちも強く持っています。旭川からチームバスで札幌の合宿所に戻った後のこと。タクシーで新居に向かう際、乗り合わせたケッペル選手に札幌市内を案内され、「すごくいい雰囲気だね。好きになれそうだ」と目を細めました。また、この日は午前中にホフパワー選手の家族と散歩に出かけ、澄んだ空気を味わっていました。

 田中賢選手の離脱で競争が激化する二塁手のポジション。若手、そして助っ人で穴を埋められているところが強さの秘密でもあります。4連勝こそ逃しましたが、勢いが止まることはなさそうです。

■斎藤佑投手 <4回、球数78、打者21、安打6、三振2、四死球2、失点4、自責2>

「調子自体は決して悪くありませんでした。自分としては内野の間を抜ける当たりに関しては良しとしていますが、どんな形であれ4点取られ、5回を持たなかったことは悔しいですね。」

■梨田語録

「斎藤佑はもう一つボールが動いていなかったですし、組み立てどうこうではなかったと感じています。併殺が取れていれば、という場面もありましたので次回へしっかり調整してもらいたいなと思います。スケールズはこの広いドームでいいホームランを見せてくれましたので、ぜひこの先も期待したいですね。」

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