2011.07.16 SAT
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■広報レポート <札幌ドーム内は晴天>

 この3連戦で開催されている『北海道祭り』の目玉のひとつだった花火大会が、天候不良のため中止に。しかし、札幌ドームの中では、勝利時の花火はいつものように打ち上がりました。結果的には1点差と薄氷を踏むような勝利でしたが、内容を見れば磐石の1勝といっていいものでした。

 七回無死一、二塁のピンチで先発・ケッペル選手が降板。そこから2番手で登板した榊原選手は連続四球で1点を与えたものの、最少失点で“勝利の方程式”に。八回は増井選手、九回は武田久選手がともに3者凡退でライオンズ打線を抑えています。
 
 先制を許しても慌てないのが今のファイターズ打線。三回2死からスケールズ選手がこの5試合で3本目となる一発を左翼席にたたきこんで同点に。六回には内野ゴロの間に勝ち越した直後、稲葉選手が左中間への適時三塁打で追加点を奪いました。「最後は足が動かなかった」。そう話して苦笑しましたが、気合のこもったヘッドスライディングに満員にうまったスタンドからは大歓声が起こりました。
 
 前日の試合で貯金は20に到達。これが壁になることなく、勝ち星を増やしています。明日は『北海道祭り』最終日。締めも白星で飾りたいところです。

■ケッペル投手 <6回0/3、球数76、打者23、安打6(本塁打1)、四球2、死球2、失点2、自責点2>

「これだけたくさんのファンの方々に来ていただけて本当にうれしかった。6イニングで4度の併殺を取ってくれたバックのみんなに感謝したいと思います。」

■梨田語録

「先発のケッペルは先頭打者を出しては味方のいいプレーで切り抜けるパターンでしたが、6回までその役割を十分果たしてくれたと思います。稲葉が三塁打でヘッドスライディングした場面は、皆の気持ちを高めてくれたというか若い人もあれでハッスルしなければという思いになってくれたはず。スケールズのソロも、1点先行されてすぐ追いつけたというのもありますし、左右の打席で長打が打てることを証明する一発だったと思います。貯金21?毎日言っている通り、勝率5割ちょうどなんだと言い聞かせて明日も戦うのみです。」

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