2011.07.17 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
X
R
H
0
6
1
5

■広報レポート <返り咲き>

 左脇腹を故障し1回で降板した5月8日ホークス戦を除けば、登板回を初めて0に抑えた斎藤佑選手。5回4安打5奪三振の無失点でライオンズ打線を封じ、6回以降4投手の救援を仰いだものの4月24日イーグルス戦以来の3勝目を手にしました。「ケガで離れていてもどかしさもあり、とてもうれしく感じます」と、1カ月半以上に及ぶ鎌ケ谷生活をかみしめるように話していました。

 復帰登板となった7月11日イーグルス戦はピンチで踏みとどまれず4失点。自身初、中5日での登板に際し不安を取り除いてくれたのは先輩達の細やかな心遣いでした。球場の内外で共に過ごす機会の多い武田勝選手の勧めで登板前日にブルペンに入る調整法をアドバイスされた他、冗談を絶やさない普段の穏やかな表情がマウンドで引き締まるスイッチの入れ方を吸収。初めてコンビを組む鶴岡選手から「相手を恐れずどんどん来い」と声を掛けられたことも、最速145キロを記録する投球姿勢につながったようです。

 イベントで北海道一色に染まった3連戦。斎藤佑選手は常々「北海道の色々なところへ行ってみたいですね。お勧めの場所はありますか」と尋ねてきます。オールスターブレイクがないため、その思いが叶うのは当分先になるでしょうが、シーズンのご来場者100万人を突破した熱い1軍の舞台に立ち続けることが近道になるはずです。

■斎藤佑投手 <5回、球数97、打者22、安打4、三振5、四死球3、失点0、自責0>

「1回1回全力で投げました。(コースを)狙いすぎて球数が多くなりましたが、課題だった真っ直ぐで押すことも変化球で空振りを取ることも出来ました。今後はもっと長いイニングを投げられるようにしていきたいです。」

■梨田語録

「(斎藤佑選手は)初回からピンチはあったけど、落ち着いて0点に抑えましたね。内容はもうひとつのところがあったけど、5回無失点ですからゲームを作ってくれました。フォアボールを出さないイメージがあったけど、初回に2つ出したから球数が増えたね。でも十分な役目を果たしてくれたと思います。これからは少しでもイニングを投げられるようになってもらいたい。(西武戦8連勝は)まったく意識がない。集中してやっているだけですから。勝ったような意識もないですね。(観客100万人突破は)感謝しています。200万人、それ以上いければいいなと思います」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート