2011.08.03 WED
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■広報レポート <ベテラン、初マウンドへ>

 球場内に登場曲が流れると、一瞬静まったあとに大きな拍手が起こりました。駆け足でマウンドに上がり、投球練習を繰り返す。何の違和感もなく、木田選手が今季初めて一軍登板しました。

 「お邪魔します」。チームに合流した初日、少し照れ笑いを浮かべながらベテランは広報控え室に入ってきました。手に持っているのは、自身が宿泊するホテル近くで購入してきた某コーヒーショップの軽食。新聞を読みながら、コーヒーと軽食を胃袋に流し込む。札幌ドームでのルーティンも、昨年と変わらず健在でした。

 試合でも変幻自在の投球は相変わらず。マリーンズのクリーンアップを左飛、一邪飛、左飛と三者凡退に抑えました。

 ファーム生活が続いて見た目だけは変わった木田投手。シーズン序盤に宮本選手に丸刈り指令を出すと、「いいなと思ってやってみた」と6月に自らも“いがぐり頭”に変身。真っ黒に日焼けした姿も、若手とともに汗を流していたことを思い起こさせます。

 連敗が続く厳しい戦いが強いられる中、その奮闘はチームの起爆剤になりそうな予感です。

■ウルフ投手 <6回2/3、球数124、打者33、安打10、三振6、四球2、死球1、失点5、自責点5>

「きょうは調子はそんなに悪くなかったと思いますが、味方が点を取ってくれたので何とか守りたかった。次の登板でしっかり投げられるように調整しようと思います。」

■梨田語録

「だんだんウルフの調子が上がってきて、もう1イニングいけば13連戦で中継ぎを楽に出来ると思ったんですが。長い連戦があるから(継投を)考える訳で、(采配に)影響があるかないかで言えば、間違いなくあります。打線はつながりの点で今日はなかったなと。小谷野が久しぶりに3安打打ったのも、昨日の悔しさがあったからでしょうし、みんながそういう気持ちを持ってやってくれればと思います。」

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