2011.08.06 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
5
1
0
0
0
0
0
0
2
1
0
0
0
0
R
H
6
6
3
9

■広報レポート <心を動かす存在へ>

 一気呵成に攻めたて、試合をひっくり返したのは5回でした。ガルシア選手に先制2ランを浴びた直後、1死満塁から敵失で同点とすると、陽選手がライト前に決勝タイムリー。稲葉選手にも2点中前打が出て一挙5点を奪い、立ち直ったダルビッシュ選手ら3人の継投で最後まで主導権を渡さず、敵地で2連勝を飾りました。

 決勝打を放った陽選手は、8月2日のマリーンズ戦(札幌ドーム)で富良野市との国際交流事業で来日した台湾・高雄市の中学生と対面する機会がありました。16人の選手を前に「みんなもしっかり取り組めば、日本で活躍するチャンスがつかめるかも知れません。今からそういう意識を持って励んでください」と挨拶。野手ミーティングの開始が迫るのも気にせず、一人ひとりの子に質問を促す場面も見られ、異国で物怖じせずプレーしている自信が表情にみなぎっていました。

 8月4日マリーンズ戦は9回サヨナラの絶好機で空振り三振に倒れ、悔しさから1時間近くマシン打撃に取り組む姿が。先発して4点を失った吉川選手と誰よりも遅く球場を後にする際は、励ましの言葉を掛け続けていたのが印象的でした。試合でいい働きを見せるのは言うまでもなく、人に影響を及ぼす存在に成長した背番号24。その心意気がホークス追撃の動力となってくれるはずです。

■ダルビッシュ投手 <7回、球数112、打者28、安打7(本塁打1)、三振8、四死球0、失点3、自責点3>

「ガルシア選手の本塁打を除けば、全体的に球が浮いていたとはいえ、まずまずのピッチングが出来たのではないでしょうか。暑くて汗もたくさんかきましたが、試合は作れたかなと思います。」

■梨田語録

「(四回裏は)2アウトからの2ランだからショックは大きかったけど、その直後に相手のミスもあって点を取れたからね。岱鋼のヒットはすごく大きかったし、その前の鶴岡のフォアボールが本当に大きかった。相手としてはやってはいけないことなんだろうけど、あそこからつながったからね。ホフパワーが2点差から3点差にするホームランを打ってくれたのも大きい。ダルビッシュは最後へばり気味で、コントロールできなかった感じだったね。ここは(湿度が高くて)堪えるね。選手は大変だと思うけど、よく頑張ってくれた」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート