2011.08.12 FRI
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■広報レポート <決め事>

 最後まで衰えない球威。先発ダルビッシュ選手が首位ホークスから14三振を奪い、最後も浅いライトフライに打ちとって4安打零封。「守護神をはじめ、なんか投げたくないオーラが出ていたので。今日は9回行かなきゃいけないな、というふうに思っていました」。試合前の舞台裏を冗談まじりに暴露できたのも、納得のピッチングが出来た証でしょう。落とせない1戦を圧巻の内容でものにできた充実感が表情に広がっていました。

 7月30日、敵地での対戦では杉内選手との投げ合いに敗れ、雪辱を期していました。13連戦の最中、完投投手は皆無。フル稼働を余儀なくされているブルペンの負担軽減を考え、蒸し暑い前カードの西武ドームでは一人早く球場入りし、黙々と走り込む姿がありました。昨夜、チームは試合後に都内のホテルに到着したのが午前0時寸前。ただ一人前日のうちに札幌に戻ることができた背番号11は、今季5度目の完封勝利で中継ぎ陣をリフレッシュさせてくれました。

 すでに見据えるのは次なる登板。余韻に浸るまでもなく「次回もいいピッチングができるように調整するだけです」と口元を引き締めたまま。そんなダルビッシュ選手の心意気をエネルギーにし、チームは明日も臆することなく首位決戦に挑みます。

■ダルビッシュ投手 <9回、球数126、打者35、安打5、三振14、四死球2、失点0、自責0>

「前回敗れている相手でしたので、何としても抑えたいと全力で行きました。ツーシームがほぼ完璧でしたし、これまでスライダーやカーブが多かったのもうまく逆手を取れたかなと思います。」

■梨田語録

「立ち上がりからダルビッシュは良かったんだけど、守備のミスからピンチがあったり、打つほうも点が取れそうで取れなかったりという展開だったのに、さすがでしたね。三振も相当取っていたし、中5日でよく頑張ってくれました。(稲葉選手の欠場については)選手会長(田中賢選手)もキャプテン(稲葉選手)も出ない試合になったけど、体調とかいろいろなことを考えてのことでした。中継ぎが連戦でヘバってる中で、ダルビッシュは柱として1人で投げきってくれた。3連戦の頭を取ると連勝、3連勝がありますからね。明日も(武田勝選手を)援護してあげたいね。」

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