2011.08.16 TUE
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■広報レポート <強く叩く>

 フルスイングから放たれた打球は、弾丸ライナーで左翼スタンドに消えていきました。六回1死で打席に入ったスケールズ選手は、マリーンズ先発・成瀬選手のスライダーをしっかりと捕らえて7号ソロ。一矢を報いてみせました。

 「ラインドライブが掛かっていたから入るかどうか分からなかった。でも、ボールを強く叩けたよ」

 大粒の汗を流しながら淡々と話すスイッチヒッターは、八回に放った三塁線を破る二塁打と合わせてマルチヒットを記録しました。前回の対戦でも同じ左腕を相手に4打数2安打。「打てる理由は分からない。でも簡単に打てる相手ではないことは分かっている。できれば、この相性の良さを続けたいね」と話しました。

 一回には大飛球。もうひと伸びが足りず、左翼フェンス前で失速していました。
 
「高く上がると風で戻される」。ボールを逆回転させて高い弾道の打球を放つのではなく、強く叩いてラインドライブを掛けるのが持ち味。QVCマリンフィールド特有の外野から本塁へ向けての強風を頭に入れた2本の安打は、本来の姿で打ったものだったのです。

■ウルフ投手 <5回、球数89、打者22、安打6、三振4、四球1、失点4、自責点4>

「調子は悪くなかった。二回以降はしっかり投げられた分、一回にいきなり取られた3点が痛かった。まだ試合は続くから、みんなが頑張って逆転できるように応援するだけです。」

■梨田語録

「いきなりの3点は大きかったね。ヒット、ヒットでカスティーヨにフォアボールも痛かった。再来日してすぐに打たれてるから、少し避けたようなところがあるのかな。こっちもなかなか点が取れず、(成瀬選手に)うまく放られた。風があって(一回の)スケールズの当たりも押し戻されたしね。(風の影響は)あると思うけど、それは相手も同じ条件だから」

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