2011.08.20 SAT
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■広報レポート <1ヶ月ぶり>

 再三のピンチを冷静なマウンドさばきと、バックの助けで切り抜けました。5イニングを投げて三者凡退はなし。3イニングで三塁まで走者を進める中、斎藤佑選手は失点することなく中継ぎ陣にバントを渡しました。

 「バッターに集中して投げられた。丁寧に投げられました」。投球フォームの微妙な修正や調整法を工夫して臨んだ一戦で、7月17日以来の4勝目を挙げました。

 武田勝選手が体調を崩したこともあり、3試合連続で中5日の登板となりました。「自分としては間隔が空きすぎない方が好きです」と話した斎藤佑選手。くしくも5年前の8月20日は、甲子園の決勝マウンドに上がった日でした。「あの大会では4連投してますからね」。投げ続けることに慣れている男は、疲れを見せず5回78球を投げ切りました。

 バックもルーキーを盛り立てました。一回に糸井選手の右前適時打で先制すると、2点リードの八回には鶴岡選手が中前に2点適時打を放ってダメ押し。斎藤佑選手ともにお立ち台に上がった打撃絶好調の鶴岡選手は「最後に1本打てて良かった」と白い歯を見せました。守備では中田選手が左翼線の打球を二塁で補殺させる好プレーなどがあり、ルーキーを盛り立てました。

 中継ぎ陣も4人が無失点と完封リレー。全員野球で掴み取った1勝となりました。

■斎藤佑投手 <5回、球数78、打者22、安打7、三振1、四死球2、失点0、自責0>

「初回からランナーを背負うピッチングが続きましたが、冷静にバッターに集中して投げることができました。調子自体それほど良くもない感じでしたが、コントロールが乱れることなく丁寧に投げられたと思います。チームが勝てるよう、この後はしっかりベンチで応援します。」

■梨田語録

「斎藤佑は少しボールが高く、芯に当てられる場面があって代え時に迷いましたが、何とか0点で試合を作ってくれました。ピンチがありながら、甲子園で優勝した同じ日に勝利を挙げるのだから何か持っているんでしょう。6回にタッチアップのアピールプレーは、ベンチからの角度的にも確かに三塁走者の離塁が早く見えました。打つ方ではバスターエンドランや盗塁が決まってタイムリーと、いい流れで得点できました。札幌に戻って音なしだったツル(鶴岡)の2点打も大きかったですね。」

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