2011/08/27(土)第16回戦

埼玉西武 vs 北海道日本ハム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  北海道日本ハムファイターズ 4 0 0 0 0 0 0 0 0 4 6 0
  埼玉西武ライオンズ 0 0 0 0 0 0 0 3 0 3 12 1

17:00試合開始|西武ドーム
第16回戦 10勝5敗1分|曇り 26℃|観客数:32,282人

■広報レポート <経験値アップ>

 八回の守りが終わってロッカールームに戻った斎藤佑の表情には、充実感と悔しさが入り混じっていました。「やっちゃいましたね」。1死を取ってから連打を浴び、中村選手に左翼席へ運ばれました。そこで降板。それでも8イニング目までマウンドに立てたことは大きな収穫でした。

 初回に1死一、二塁のピンチを背負いながら併殺で切り抜けると、ライオンズ側のスコアボードに「0」を刻み続けました。七回は三者凡退。そして八回のマウンドにも上がりました。救援陣の助けは借りましたが、堂々の5勝目といっていい内容でした。

 「先に点を取ってもらえたし、守備にも助けてもらった」と感謝を忘れません。一回に稲葉選手の適時内野安打と小谷野選手の3ランで援護を受けると、糸井選手のランニングキャッチなどもあって、ルーキーを盛り立てています。

 六回を過ぎたあたりから、ベンチ裏で吉井コーチが「きょうは点を取られるまで行かせるよ」とニヤリ。最後に失点したとはいえ、「あそこまで投げられたことで、経験値は確実に上がったと思う」と吉井コーチは満足そうに振り返りました。

 このシリーズが始まる前の25日に、同じ“上がり組”のケッペル、ウルフ両選手とともに一足先に札幌を離れた斎藤佑選手。選手宿舎に入ってから、3人で夕食を取ったといいます。通訳なしのコミュニケーションでも「新鮮でした。2人とも簡単な英語を使ってくれて、いろんな話が聞けました」と充実した時間を過ごせた様子。キャリアのある2人のアドバイスも、この日の好投につながりました。

 「残りのシーズン、ひとつでも多く勝ちたいです」。ルーキーに勝ちをつける全員野球で連敗ストップです。

■斎藤佑投手 <7回1/3、球数115、打者31、安打9(本塁打1)、三振4、四球1、失点3、自責点3>

「きょうは力を抜いて投げられました。先に点を取ってもらえたし、守備でも何度も助けてもらえたので、球数も少なくいけたんだと思います。あの回まで投げられたのは収穫です。最後に打たれたホームランだけは完全な失投で、フォークが落ち切りませんでした。」

■梨田語録

「チームの連敗が止まったことが何よりですね。斎藤佑は初めての球場でこの雰囲気が合っていたのか、ストライクを先行させてもう1回、もう1回とイニングを伸ばしてくれました。7回が代え時とも考えましたが、未知の領域(8回)を体験させてみようと。体力的にもスタミナがついて来た印象があります。(初回3ランの)小谷野が久しぶりにインコースを狙いすまして打ったというか、よくきょうの岸投手から4点取れたと思います。飯山が終盤好プレーを2つ見せてくれたのも大きかったですね。」