2011.09.02 FRI
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■広報レポート <台風接近の中>

 この日を象徴するように、絶好の同点機が己のミスからしぼんで行きました。1点を追う9回無死二塁、中田選手の遊ゴロの間に二走・糸井選手が三塁を狙うも寸前でタッチアウトに。続く稲葉選手の打席で代走・杉谷選手が二塁盗塁を試みて失敗。7回、バファローズが挙げた決勝点は中田選手が後藤選手の打球を後方へ弾く間に許すなど、勝ち運が離れていくプレーが目立ちました。

 台風接近で大荒れの天候が予想される中、午前中に東京を出発して新幹線で大阪入り。名古屋を過ぎた辺りから雨脚が強くなり、車窓から見える木々が大きく揺れるのを気にしながらの移動でした。試合前も選手サロンのテレビが伝える情報に、四国や近畿圏出身の選手たちから「大丈夫だろうか」と家族を案ずる様子が伺えました。

 そう言ってもドーム球場でコンディションを気にすることはなく、試合には集中して臨んだことは言うまでもありません。相手が首位ホークスに3連勝していた言わば“台風の目”。警戒していた勢いに押し切られるかのように、完全に主導権を握らせてはもらえませんでした。明日も関西地方が大雨に警戒する予報となっていますが、上をうかがうファイターズが相手の勢力に飲み込まれるわけにはいきません。

■ケッペル投手 <7回、130球、打者32、安打7、三振1、四球6、失点3、自責点3>

「七回に1点取られたのが大きく響いた。ただ、3失点に抑えられてチームに勝つチャンスを作ることは少しはできたと思う。次はチームが勝てるようなピッチングができるように頑張る」

■梨田語録

「下手な野球をしてしまった。先頭打者を出したり、2アウトからフォアボールで点を取られたり、走塁死や盗塁死もあったからね。1点の重さを肝に銘じていくしかない。ケッペルは最後の1点がなくて7回2失点なら内容は別として合格だったんだけど。攻撃でも守りでもお互い悪い方が出たから、これは切り替えていくしかない」

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