2011.09.03 SAT
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■広報レポート <試練のとき>

 スコアボードの三回裏にともる「3」の文字が最後まで響きました。2つの失策が絡み、安打は2本でも一気に試合をひっくり返された1イニング。残りの7イニングを無失点に抑えただけに悔しさが募ります。

 先発マウンドを任されたのは、ここまで5勝を挙げている斎藤佑選手でした。「投げている自分の感覚は悪くなかったです」と振り返る一戦。一回は1死一、二塁のピンチを背負いながら遊直併殺で切り抜けました。しかし、自責点ナシでの3失点で負け投手に。「長く野球をやれば、こういうこともある」。バックを責めることなく、現実をしっかりと受け止めていました。

 もちろん、課題がないわけではありません。七回途中でマウンドを譲るまで、走者を背負わないイニングはなし。「そういうところで流れを持ってこれないのかもしれない。三者凡退のイニングを増やしていきたい」とキッパリ。チームに白星をもたらす右腕へ。試練を乗り越えながら成長する段階だといえるでしょう。

 4日は3カード連続だったビジターゲームの最終戦です。心配された台風12号の影響もなさそうな状況。すっきりと勝って、北海道に戻りたいところです。

■斎藤佑投手 <6回1/3、球数93、打者29、安打8、三振3、四死球1、失点3、自責0>

「ボール自体もそうですし、投げている自分の感覚も決して悪くはなかったです。3回は厳しいところに飛ぶ打球が多かったなと思いますし、ああいう場面をしっかり守り切れれば良かったんですが。犠牲フライを打たれた球は高かったなと反省しています。」

■梨田語録

「3回の3失点はエラーにバント処理のミスと、非常にもったいなかったなと。斎藤佑は立ち上がり不安定ながら1、2回を抑えましたし、全体的には淡々と顔色を変えず落ち着いて投げていたと思います。初回にいい形で先制しながら、寺原が途中からフォークやカットボールに切れが出てきて追加点を奪えなかったですね。」

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