2011.09.16 FRI
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■広報レポート <気持ちと裏腹に>

 敵地での首位攻防第1ラウンドは、ファイターズの見せ場に乏しい敗戦に終わりました。先発の斎藤佑選手が5回まで毎回走者を許す投球で、持ち前の粘りはホークス打線の簡単には凡打してくれない粘りに屈し4失点。「緊張はなく、気持ちは入っていた」と意気込んでのマウンドでしたが、その気合も結果にはつながりませんでした。

 マリーンズに3連勝して乗り込んだヤフードーム。上向きと思われた打線でしたが、初回1死一、二塁の先制機を逃すと、2回から7回まで三者凡退を繰り返し、反撃の糸口をつかめません。「思ってた以上に大隣投手の球が切れ、インコースの際どいところを攻められた」と厚澤スコアラー。右ひざ裏の痛みで糸井選手がスタメンを外れて大事を取ったばかりか、稲葉選手も2回の守備時に右ひざに痛みを感じて交代し、気掛かりなことばかりが募る試合となりました。

 明日の第2戦を落とすようだとホークスに優勝マジックが点灯し、計算上自力優勝の可能性がなくなることを意味します。しかし立ちはだかるのは勝ち頭のダルビッシュ選手。好投しながら、ここ2回の登板で勝利が遠ざかっているうっ憤をマウンドで晴らす気持ちが強いはずです。打線も奮起し、土俵中央へ押し戻してくれることを期待します。

■斎藤佑投手 <5回、球数105、打者25、安打8、三振3、四死球4、失点4、自責4>

「三振を狙いに行ってもファウルにされ、改めて(ホークスには)いいバッターが多いなと感じました。コンディションやストレートに関して自分としては良かったですし、変化球で打ち取れなかったことが課題として残りました。」

■梨田語録

「斎藤は初回からいいボールは行ってたんだけど内野安打になったりしてね。二回もフォアボール2つ出して、もっと取られるところでゲッツーで何とかしのいでるところもあった。ブルペンからいい状態で臨めてたようだけどね。援護が全然だったね。初回にチャンスを作っただけだったから。(途中交代した)稲葉はジャンプして着地したときでしょうね。糸井と稲葉がいないのはね。明日ダルビッシュだから頑張って欲しいし、援護もしてあげたいですね」

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