2011.09.24 SAT
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■広報レポート <叱咤の声>

 スタンドから降り注ぐ「気合を入れろ」の合唱は、当然打席に立つ選手の耳にも届いていました。それに応えるべく、バファローズ金子千尋選手に対峙した3人でしたが、あえなく連続三振。わずか2安打の無得点に封じられ、6連敗で3位バファローズとのゲーム差が4.5に縮まりました。

 自身から連敗がスタートした先発・斎藤佑選手は気持ちの入った投球を展開。追い込んでからの勝負球に苦慮してきた反省に立ち、縦に落ちるスライダーに磨きをかけてこの日の登板に備えたと言い、伸びやかなストレートとのコンビネーションで3回までを無失点で切り抜けました。4回に3安打を浴びて唯一の失点を喫しましたが「次へのステップになると思います」と、黒星先行の6敗目にも収穫十分の内容でした。

 救援陣が8回に捕まり、4失点で反撃ムードが絶たれると、9月のチーム打率が2割2分台の打線が意気消沈。2週間以上離れていた本拠地には連日3万人を越えるファンが詰めかけ、奮起せざるを得ない環境は整っています。“秋の祭典「北海道の力」が集結する3日間”と題したバファローズ戦、意地や力を見せられるとすれば結果を示す以外ありません。

■斎藤佑投手 <6回1/3、球数119、打者27、安打9、四死球1、三振1、失点1、自責1>

「大事な試合であることは分かっていましたが、気持ちは普段と変わらず一緒でした。登板前から調子自体も良く、そのままの感じで試合に入れたと思います。1、2回は三者凡退で抑えることができたのですが、3回以降走者を背負うようになって打線のリズムを作れなかったことは反省点です。」

■梨田語録

「(バファローズ先発の金子千尋選手は)尻上がりに良くなっていたし、いい腕の振りをしていた。(初回に得点できていれば)また違う展開になっていた可能性はありますけどね。先制できていれば可能性はあったかもしれない。(斎藤佑選手は)ヒットは打たれたけど粘り強いピッチングができていた。何とか1点で七回途中まで行って、その回を投げ切れればと思っていたけど、ヒットが出て変えざるを得なかった。100球を超えていたし。前半頑張ってくれた宮西、榊原がね。残念な失点になってしまいました。打線も何とかしないといけないという思いが強すぎて空回りしている。何とか立て直さないといけないですね」

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