2011.09.27 TUE
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■広報レポート <苦しいだとかいう前に>

 ヤフードームに着くなり、選手はサロンに集合しました。召集したのは梨田監督。「震災の影響があり、長いシーズンになって心身ともにきつい時期だと思う。春から頑張って来たからこそ今の順位がある。野球は個人競技ではないんだし、お互いを信じて戦っていこう」。9月の2カードで5敗1分けと分の悪いホークス戦を前に、何とか状況を打開したいという指揮官の言葉に全員が真剣に聞き入っていました。

 気持ちを奮い立たせて臨んだはずですが、7連敗中のチームは一度悪い流れに陥ると簡単に脱せません。2回裏、2本の内野安打で1死一、三塁のピンチに、細川選手の捕前ゴロが内野安打となって先制を許すと、3連続長短打で重い4点を失いました。先発のウルフ選手はその後も立ち直ることなく4回8失点でKOされ、打線は淡白な打撃が目立ち、8回に出た中田選手の15号ソロによる1得点に終わりました。

 連敗は2005年以来6年ぶりに8に伸び、3位バファローズのみならず10連勝の4位ライオンズの足音がしのび寄ってきました。下からの追い上げに飲み込まれない特効薬があるとすれば、1つの白星に他なりません。先発投手の乱調、3失策につながりを欠く打線と敗因は多い上に明白。“春からの頑張り”を無にしない選手たちの意地を見たいものです。

■ウルフ投手 <4回、球数97、打者26、安打12、三振3、四死球2、失点8、自責5>

「きょうは何もありません。ゲームを作ることができずに申し訳ない、それだけです。」

■梨田語録

「守りのミスとかもあったし、悪い当たりがヒットになったりもした。ウルフはスピードは出てたけどホールトンの方が緩急をうまく使ってたね。常にランナーを背負いながらのピッチングになったんでね。打線もつないでいきたいところだけど、なかなかチグハグになってしまった。中田は15本で区切りがいいけど、あと5本打って20本にしてくれたらもっと区切りがいいからね。金子(誠選手のスタメン出場)はこういうときはベテランの力を借りたかったから。足の状態も良かったしね」

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