2011.10.10 MON
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
2
0
3
0
3
0
4
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
12
15
0
6

■広報レポート <ルーキーが示したもの>

 ライオンズから1勝挙げればCS進出が決まる一戦は、後のない相手の底力を見せ付けられる形となりました。武田勝、多田野両投手が14安打を浴びて12失点。打線は初回の2死一、二塁を生かせないと、点差が開いてからは淡白な攻めに終始し、今季18度目の完封負けを喫しました。

 中村選手に2試合連続の本塁打を打たれ、続くフェルナンデス選手にも3安打4打点を許したことはCSまでをも見据えれば対応策の再考が求められます。そんな中、8回から登板した乾選手は2回を1安打4奪三振の無失点。中島、中村選手の中軸に対して「ワクワクしました。向かっていく気持ちが出たと思います」と振り返ったように、腕を振ってインコースを攻め切れたことが好結果につながりました。

 バファローズが敗れ、2位確定までマジックは2。数字の上では有利ではあるものの、その座をつかみ取る姿勢が示せるかが分かれ道になります。ルーキー左腕が見せたけれんみのないピッチングにこそ、残り7試合で進路を切り開くヒントが隠されています。

■武田勝投手 <3回、球数67、打者15、安打5(本塁打1)、三振1、四球1、失点5、自責点5>

「こういう大事な試合に不甲斐ないピッチングをしてしまって、チームに申し訳ない気持ちです。次の登板がいつになるか分かりませんが、勝利に貢献できるようにしっかり調整していきたいと思います。」

■梨田語録

「武田勝はボールが先行したし少し高かった。球数も最初で30球投げて多かったのもあって3回で代えました。乾は敗戦の中で切れのあるボールを投げていたし楽しみなところを見せてくれましたね。守る時間が長かったのはあるけど、3戦で3点しか取れてないから。明日気持ちを切り替えていくしかないですね」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート