2012.04.04 WED
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広報レポート <春よ、来い>

 最終回に訪れる“見せ場”は、バファローズ守護神の岸田選手に完璧に封じ込まれて三者凡退。序盤に3点を追いかける展開になり、あと一本出ていればの状況でファイターズ打線に力みが見受けられました。開幕連勝発進の後は3連敗。ベンチ裏に引き上げてくる選手たちの表情は悔しさに満ちていました。

 栗山監督が開幕から4番に据える中田選手に、昨年リーグ3位の打点を挙げた勝負強さがなりを潜めています。4回は1死一、二塁で二ゴロ併殺。8回も1死一塁で遊ゴロ併殺に倒れ、無安打は21打席まで伸びました。4番につなぐ形は幾度も作れており、主砲がトンネルを抜けてくれればチームも浮上のきっかけをつかむことが出来ます。

 周囲も気遣いを忘れません。試合前には打撃好調の二岡、稲葉の両ベテラン選手が中田選手の求めに快く応じて、サイン入りバットをプレゼント。背番号6はロッカーでうれしそうに宝物を見つめていました。試合後は福良ヘッドコーチが付きっ切りで指導し、黙々とバットを振る姿。皆の思いを痛いほど感じて、まだ雪が降りつける北海道に春を告げる一打を放ってくれるはずです。

八木投手 <5回、球数99、打者24、安打7、三振7、四球1、失点3、自責点3>

「ボール自体は悪くなかったと思います。ただ、もっとバッターを見ながら投げなきゃいけないところが多かった。カウントを悪くしてリズムが悪くなったところが一番の反省点です。まだチャンスはあるので、逆転を信じて応援します。」

栗山語録

「何とかしたいゲームでしたね。3つ続けて負けると気持ち的に出てしまうから。ただ、簡単に勝たせてはもらえないし、自分たちがやろうとしたことを信じていくしかない。選手をなかなか活かしてあげられなくて申し訳ないなと。森内、乾は流れを作るテンポがあるから信頼している。森内は点を取られたけど良さも出ていた。(21打席無安打の中田選手については)こういうことを糧にしてくれると信じているから。結果よりも1打席1打席やるべきことができているか、フルスイングできているかを問いながら前に進んでくれればいい。いろんな考え方があるとは思うけど、おれは必ず翔が大きなものを返してくれると信じているんで。何の不安も持っていません。」

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