2012.04.10 TUE
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
2
0
0
0
0
X
R
H
1
7
3
7

広報レポート <気持ちで勝負>

 先発・ケッペル選手が右肩に張りを訴えて1イニングで交代するアクシデント。僅差のゲームに敗れた中、試合後にホッとした表情を浮かべた男がいました。7回、4番手でマウンドに上がったのは植村選手。1イニング目を伸びのあるストレートを駆使して3者連続フライアウトに仕留めると、2イニング目は2安打を浴びながら無失点に抑えました。

 「1点もやれない場面だったんで気合が入りました。やっぱり1軍は違いますね」。2009年8月25日以来、実に3シーズンぶりとなる1軍マウンドを、そう振り返りました。気持ちのこもったピッチングは、首脳陣への大きなアピールになったことでしょう。

 昨シーズンの植村選手はキャンプを1軍で送りながら、開幕直前にファームへ。1軍で通用する力を認められながら、シーズン中に調子を落として結局一度もお呼びがかからないまま1年をすごしました。オフはしっかりと体調を整え、自主トレをともに行った金子誠選手が「今年の植村はいい」と太鼓判を押すほどの仕上がりでキャンプに参加。開幕こそファームで迎えましたが、モノにしたチャンスを逃すつもりはありませんでした。

 キャンプでは斎藤佑、乾、榎下、吉川という同い年4選手と並んで投球練習に臨んだこともありました。“新時代ファイターズ”を支える昭和63年組の一員として、チャレンジは続きます。

ケッペル投手 <途中交代について>

北海道日本ハムファイターズのボビー・ケッペル選手が4月10日(火)の福岡ソフトバンクホークス1回戦で、右肩の張りで2回から大事を取って交代いたしましたのでお知らせします。現在はベンチ裏でアイシングを施しています。現時点で病院などへ行く予定はなく、今後については様子を見て決める見込みです。

栗山語録

「(緊急登板の)乾はいい投球を見せていましたし、あの(松田選手の)一発だけ。点を取ってやらないといけないですよね。山田投手には苦手意識を持つことはなく、普通に戦うべきなんだけれども。9回はファルケンボーグ投手に対しても底力でチャンスを作れた訳で、自分のできることをやって最後まで戦うという姿は見せてくれたと思います。(右肩の張りを訴えた)ケッペルは無理をさせられないので、一回抹消します」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート