2012.06.23 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
3
1
1
0
1
0
0
0
0
1
0
0
0
1
1
0
4
X
R
H
6
7
7
10

広報レポート <研究熱心>

 どれだけ結果を残しても、次の打席に意識を集中する男の姿がありました。5回無死1塁でフェンス直撃の右中間適時二塁打を放ったホフパワー選手は、ベンチに戻った直後から厚沢スコアラーと“反省会”を行い、次に出てきそうなピッチャーの対策を聞いてはバットを持ってスイングルームに消えて行きました。

 ファイターズに加入して今季で2年目。キャンプ中にヒザを手術した影響もあり、開幕当初は代打での出場が続きましたが、結果を残し続けてきました。スレッジ選手が検査帰国してからはスタメン出場の機会も増え、その存在感は増す一方です。3回には先頭打者として二塁打で出塁。金子誠選手の犠打で三塁に進むと、鶴岡選手のスクイズで本塁を踏みました。

 「甘いボールが来たら積極的に打っていこうと思っていたんだ」。貴重な適時打をそう振り返りました。ミスショットが少ないのも、試合での集中力が途切れないからにほかありません。スタメン出場してヒットが出なかったのは1試合だけ。この日のマルチ安打で打率は.333となり、出塁率も.400です。下位打線に座っていることで、より相手投手には脅威となっていることでしょう。

 稲葉選手の故障で、一塁での出場が増える可能性もあります。チームは痛い逆転負けを喫しましたが、その中で研究熱心な助っ人が実力を見せつけたのは、紛れもない事実です。

吉川投手 <5回1/3、球数100、打者24、安打6、三振8、四死球2、失点3、自責3>

「投げている球自体悪い感じはなかったのですが、得点してもらった後に失点し、リズムを作れなかったのは反省点です。早いイニングからリリーフを仰ぐ形にもなり、この後はチームが勝てるよう一生懸命応援します。」

栗山語録

「(8回に3点差を逆転され)増井を送り出してからはもうこちらが手を出せないところ。それ以前に前半、チャンスがありながらそれを生かせなかったのが大きい。結果的にもっと取れていれば良かった訳だし、増井もこういう日があるということ。(ホークスに6連敗となり)苦手というより今日は稲葉の(負傷)交代とかいろんな事があったし、元々日本一の強いチームなんだから。稲葉については明日の状態を見て判断します。」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート