2012/07/03(火)第10回戦

オリックス vs 北海道日本ハム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  北海道日本ハムファイターズ 0 0 0 0 0 0 0 3 0 3 9 1
  オリックス・バファローズ 0 0 0 4 0 0 2 0 X 6 7 0

18:00試合開始|京セラドーム
第10回戦 6勝4敗0分|曇り 24℃|観客数:14,059人

広報レポート <試練の向こうに>

 悪夢のイニング。武田勝選手とって、そう表現する以外にない4回のマウンドでした。3回まで打者9人で片付け、5回と6回は三者凡退。百戦錬磨の左腕でも、1本のヒットで歯車が狂うことがあるというシーンでした。

 「ストライクを取りに行こうとしすぎた。早くアウトを取りたいと思ってしまった」。カウントを整えにいったボールを痛打され、2ランを含む6安打で4失点。マウンドに駆け寄った吉井投手の「勝負を焦るな」という声でいつものピッチングに戻りましたが、この8試合、白星に恵まれていないことも心理状態に影響したのかもしれません。

 昨季まで「高校時代から自分のチームには常にエースがいた。自分にはそれがいい結果につながる原因だと思う」と話していました。しかし、大黒柱が抜けたことで、“万年2番手”にもエースとしての自覚が芽生えました。今季の先発投手陣で、ここ数年間、1年を通してローテを守り続けてきた経験者は武田勝選手だけ。さらに、選手会副会長にも就任して言葉でも行動でもチームをまとめる立場になったのです。

 勝つ姿を見せることでチームの士気を上げようとする姿勢は、結果に関わらずヒシヒシと伝わってきます。苦しい時期には何が必要かを改めて考える一戦となったことでしょう。3、4月の月間MVPを受賞と、力があることは疑う余地がありません。エース左腕が試練を乗り越えたとき、チームは確実に上昇気流に乗るはずです。

武田勝投手 <6回、球数94、打者24、安打6(本塁打1)、三振6、四死球1、失点4、自責4>

「2点でとどめるべきところをさらに失点してしまい、申し訳なく思います。しっかり切り替えて次回登板に臨みたいと思います。」

栗山語録

「きょうの(武田)勝はバランスよく投げていると見ていたし、あれだけ攻めていながら得点できなくて、嫌な流れにしてしまったことが申し訳ない。相手のマクレーンは決して良かったわけではないけれど、走者を出しながらスイスイ行くのがマクレーンなんでね。2回無死一、二塁で鵜久森の場面は制約なしに打たせました。何のために(ファームから)呼んだかといえば、打たせるためなので。故障者が出て人(主力の何人か)がいなくてもこれだけ粘る試合が出来ているし、何がというより流れが悪いだけだと捉えて明日臨みます」