2012.08.21 TUE
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広報レポート <46年ぶりの猛攻>

 1点をリードした5回、ファイターズの歴史に「2012年8月21日・旭川」の文字が新しく加わりました。糸井選手の内野安打を皮切りに打線がつながり、3つのアウトを取られるまでに16人が打席に立ちました。9安打と4四球で一気に11得点。46年前の1966年8月20日、東映時代の1イニング最多得点に並ぶ猛打を記録したのです。

 3選手が1イニングの2安打。さらに5選手が打点をマークしました。1点目を叩き出し、次の打席でも2点適時打を放った稲葉選手は球団記録に並んだことを聞き、「ホント!?それはうれしいね!」と話し、驚きともに喜びを爆発させます。鶴岡選手は2打席とも満塁のチャンスで適時打を放ってお立ち台に。「ホームランなしで11点ですから。ファイターズらしいつなぐ野球ですね」と満面に笑みを浮かべました。気温30度を超え、グラウンドに立つだけで朦朧としたといいます。「2本ともあんまり覚えてないんですよね」。

 先発・武田勝選手はリズムをつかめず失点する立ち上がり。しかし、打線の大量援護で本来の姿を取り戻し、7回3失点と役割を果たして9勝目を挙げました。鶴岡選手とともにお立ち台に上ると「鶴岡選手のおかげ」という言葉を連発し、感謝の意を評してます。炎天下のゲームでも最後まで選手の集中力は途切れませんでした。ペナントレースを考えれば大きな勝利、そして今後に向けて勢いに乗れる勝利。シーズンを終えて振り返ったとき、この1勝は、いつもの1勝とは意味合いの違うものになるかもしれません。

武田勝投手 <7回、球数108、打者31、安打7、三振3、四死球3、失点3、自責点3>

「暑さもあって最初はリズムに乗れませんでしたが、徐々に修正していけました。早い段階で野手のみなさんに逆転してもらえたことが何よりも大きいので、感謝しています。」

栗山語録

「ナイスゲームでした。よく打ってくれました。中々(武田)勝の時に点が取れなかったので、そういうことも含めて良かったと思います。明日の試合に今日の得点の半分もらえたらいいんですが、そうも行かないので明日また頑張ります」

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