2012.08.22 WED
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広報レポート <連日のビッグイニング>

 不屈の精神が途切れずに一本の糸になりました。気温33度とこの夏の最高気温を記録した旭川で、2-10と8点を追う6回。無死一、二塁から稲葉選手の中前適時打を皮切りに、打者12人で7安打を浴びせかけ一挙6得点。前日、球団タイ記録の1イニング11点を挙げた打線が驚異的な粘りを発揮し、一時は2点差に詰め寄ってスタンドを沸かせました。

 6回、4点を返してなお1死一、三塁。一塁走者の西川選手がスタートを切るや、田中賢選手は二塁ベースカバーに入った遊撃・大引選手の逆をついて三遊間を破る適時打を放ちました。「走ったのが見えて、あそこに打てば抜けるだろうと」。“つなぐ野球”を具現できる背景には、瞬時の判断で巧みにバットを操れる高い技術が隠れています。

 しかし、追い上げた直後の7回。森内選手が2死無走者からの連続四球でピンチを招き、満塁で李大浩選手に走者一掃の適時二塁打を打たれて突き放されました。元ファイターズの高橋信選手に4安打5打点と打ち込まれるなど、登板した5投手が16安打を浴びて13点を失い、旭川で2010年から続いていた連勝が5で止まりました。8月に入って前カードまで平均3.2点だった打線は2試合で21得点と上向きだけに、投手陣の踏ん張りに期待したいところです。

栗山語録

「みんな粘りを見せてくれて、あれで勝てると大きな流れがくるというところだったけど、うまくいかなかった。こういう時期に来て、選手が諦めないで試合を作ってくれてるんで、せめて追いつけばというのはあったんだけど。出てくるピッチャー出てくるピッチャーがね。こういうときもあるから。(4安打の中田選手について)自分が何をしなきゃいけないかを考えている。前に進んでるよね。状態はいいんですけど、彼にとっては普通のことだと思ってます。(道内地方球場での日程が終わり)いい形で勝てなくて申し訳ないです。ただ、北海道のみなさんの思いを感じたので、明日からまた頑張ります。」

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