2012.09.13 THU
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広報レポート <引き分けの重み>

 もう勝利はなくても落とすわけにいかない。6-6の9回裏2死満塁。試合開始から4時間に迫り延長突入がない局面で、6番手の武田久選手が里崎選手を空振り三振に仕留めて大ピンチを切り抜けました。ライオンズが勝利し、開くゲーム差が1か0.5では後々大きく影響しかねないだけに、総力戦でもぎとったドローを前向きに捉えたいところです。

 6回表にリードを4点に広げたのもつかの間、その裏に先発の谷元選手が3連打を浴びたのをきっかけに3失点。5-3の7回裏にはセットアッパーの宮西選手が捕まって逆転を許す苦しい展開になりました。窮地を救ったのはホフパワー選手の持ち味である長打力。6回の12号2ランに続き、8回には再び右翼席へ同点の13号ソロ。マリーンズ戦7本目のアーチと抜群の相性の良さを追い詰められた場面で発揮し、「逆転された後で意味のある仕事が出来てよかった」と胸をなでおろしていました。

 選手の疲労もたまり、どのチームもそれぞれの目標に向かい全力を注いでくるため、否おうなしにタフな試合が続きます。8月31日から続いた遠征はビジターと東京ドームのファンの皆さんの後押しで6勝3敗2分けで終了。2週間ぶりに本拠地に戻って3位ホークスを迎え、優勝争い生き残りをかけた大一番に立ち向かいます。

谷元投手 <5回1/3、球数90、打者23、安打7、三振3、四死球2、失点3、自責点3>

「リードをもらって6回を投げ切れなかったのが悔しい。今日は野手のみなさんに助けてもらいました。この後は強力なブルペンのみなさんに託して、チームが勝てるように応援します。」

栗山語録

「なんともいいようのないゲームだった。勝ち切らないといけないゲームだったけど、やられなかったことも事実。プラスに考えるしかない。宮西は本当に頑張ってくれているし、(明日も)投げられるなら投げてほしい。宮西で負けたらしょうがないんだから。きょうは陽の守備がなければ4点くらい取られてたかもしれない。4-0になって勝ち切れなかったのは反省するけど、この結果をどういうふうに取るかは周りが考えればいい。チームとしては前向きに捕らえて、また明日頑張ります」

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