2013/04/03(水)第1回戦

千葉ロッテ vs 北海道日本ハム

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 R H E
  北海道日本ハムファイターズ 0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 8 0
  千葉ロッテマリーンズ 0 0 4 0 0 0 0 0 X 4 6 0

18:15試合開始|QVCマリン
第1回戦 0勝1敗0分|曇り|観客数:9,666人

広報レポート <太平洋を越えて届いたエール>

 快音を残した打球はもうひと伸びがありませんでした。3‐4の9回2死一塁。代打・二岡選手がマリーンズの抑え・益田選手のストレートを捕えましたが、フライが幕張の海風に押し戻され右中間の真ん中で右翼手のグラブに吸い込まれました。相手を上回る安打を放ちながらあと一本が出ない消化不良の内容で、開幕2戦目から続く連敗は3に伸びてしまいました。

 試合前には大いに刺激を受ける出来事がありました。海の向こう、MLBでかつての同僚ダルビッシュ選手が完全試合にあと一人に迫る快投を演じ、選手達は宿泊先の部屋でテレビに釘付けになったのです。大谷選手に中継を見るよう電話を入れた鶴岡選手は「自分が受けていたダルとはもう別人ですね」とすっかり感服した様子。稲葉選手も「米国でもファイターズのことを気にかけてくれていますし、彼のようにしっかり僕らも頑張らないといけない」と試合前に話していました。

 3回に1四球をはさんで4安打を重ねて3点を先制。ところが、昨年のリーグMVPで最優秀防御率のタイトルも獲得した吉川選手がその裏につかまり、5安打を集中されてすぐさま逆転を許してしまいました。4回以降を立ち直ったものの「3回に粘り切らないと」と悔やみきれない表情。打線は8回、無死三塁の絶好機を作りながら主軸3人が凡退し、何とももどかしさが募る展開に終わりました。

 もう一歩で大記録を達成できないのが野球ならば、エースを立ててリードを奪いながら勝てる保障がないのも野球。改めて考えさせられることが昼夜1回ずつあり、それぞれ心に刻み込まれたものは決して無駄にはならないでしょう。常日頃栗山監督は感動の涙は推進力と唱えていますが、悔しさもまたチームを前に進めてくれるに違いありません。

吉川投手 <6回、球数110、打者27、安打6、三振4、四球1、死球2、失点4、自責点4>

「3回が全てです。先制してもらいながらああいう形になり、申し訳ないです」

栗山語録

Q.1イニングだけ崩れた吉川選手をどう見る
「少し心配していたんだけど大丈夫そうだと思うのと同時に、ああいう展開は避けないとと思う。本人もショックだったかもしれない。でも、あの状態で6回まで投げたんだから、1年間しっかり(ローテで)回ってくれると思いたい」

Q.8回の攻撃、あと1本が出なかった
「こちら(ベンチ)はそういう点が入りやすい環境をまず作るということ。選手は一生懸命やっている。結果を出さないといけないけど、そこで結果が出ないのはオレのせいだから。次に活かしてやってくれればと思う」

Q.右打者を並べて工夫した。杉谷選手も結果を出した
「いい形でできていた。やられりゃ意味がないけど、やろうとしている方向性は間違いじゃないし、結果を出せるかどうか、みんなでやっていくしかない」