2013.04.12 FRI
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広報レポート <ファイターズ野球とは>

 一度だけでも相手野手の頭を越えていれば――。「たら」「れば」は持ち込めないのが勝負事。しかし、そう思わずにいられないプレーが続きました。3回2死一、二塁、中田選手が引っ張った打球を三塁手がジャンプで捕球。4回には1死二塁で大引選手が捕らえた打球を一塁手が好捕し、得点につなげることができませんでした。5回には無死二、三塁で無得点。流れが完全に相手に向いてしまうのは無理もなかったかもしれません。

 先発・中村選手は粘りながら2回まで無失点に抑えたものの、3回に先制を許して流れを引き寄せられませんでした。今季の12試合で先発投手が立ち上がりの3イニングを無失点に抑えたのは2試合だけ。それが一昨日と昨日で連勝した試合でした。先発がチームのリズムを作る。まずは、先発陣により一層の奮起を期待したいところです。攻撃陣もこの5試合で“連打”は3度しかなく、ファイターズらしい集中打が出ていないのもまた事実です。ツキのなさはもちろんあるでしょう。しかし、投打ともにそれぞれがしっかりとそれぞれの力を発揮し、それをチームとしての力に昇華させていく。それこそがファイターズ野球です。開幕しまだ半月。厳しい状況を打破する時間は十分に残されています。そして、ほっと神戸は昨年までの2シーズンで7勝1敗と相性のいい球場でもあります。課題は課題として、悲観することなく前に進むしかありません。

中村投手 <5回2/3、球数89、打者25、安打6(本塁打1)、三振1、四球4、失点3、自責点3>

「相手がいい投手ということもあり、先制点を与えないように注意を払っていたつもりですが、カウントを不利にして本塁打を浴びてしまったことが悔やまれます。それだけならまだしも、次の回も先頭を歩かせてから失点したことを重く受け止めています。後半の方の投球を初回から出来るよう、反省して次に臨みたいと思います」

栗山語録

Q.金子選手を中盤までに捉え切れず零封負けを喫し
「チャンスは作れていた。いい形を作っても取れなければ、一つひとつ生かしていかないと何回も作らせてはくれないよね。エース級が相手だと」

Q.中村選手は6回途中3失点という内容でした
「前回よりは良くなっている。3点取られながら何とかしようという思いはあったんでね。少しでもすぐに返せたらという感じだったし、いろんな反省材料が残りました」

Q.初登板の河野選手は1失点
「7回は満塁にして李大浩に打たれましたけれど、あそこは一発勝負の場面。ゲッツーでその後をよくしのいだと思います」

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