2013.04.18 THU
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広報レポート <冬来たりなば春遠からじ>

 4点を追いかける9回。1死一、二塁とマリーンズ抑えの益田選手を攻めましたが、大野、大引両選手が連続三振に倒れて追撃の芽が摘み取られました。先発・木佐貫選手が5回4失点と試合を作れず、打線もわずか4安打、内野ゴロの間の1点に押さえられリーグ最速での10敗到達となりました。

 チャンスを作れないわけではありませんでした。3番の小谷野選手が4回の右中間二塁打に続いて6回も右前へクリーンヒットを放ち、4試合連続のマルチ安打。いずれも先頭で出塁しチャンスメークしましたが、後続が倒れてそれを生かすことができませんでした。5回は1死一、二塁で陽選手がカウント3ボールから打って出て右飛。積極性が裏目に出てマリーンズ唐川選手を攻略する絶好機を逸しました。

 その中で、8回から登板した3年目右腕の榎下選手が2イニングを1安打2三振の内容で無失点に抑えました。一昨年7月26日バファローズ戦(帯広)以来、通算2試合目の1軍登板も140キロ台後半の直球とフォークをけれんみなく投げ込み「何とか流れを持って来られるよう、集中していきました」ときっぱり。9回に走者を2人貯めたことを悔やむものの、今後に十分期待を持たせる内容でした。

 個々のつながり、心の通い合った野球を取り戻すには、先発投手の踏ん張りに尽きると言えます。4月中旬を過ぎても天気予報には雪マークが表示される北海道。季節はまだ春遠くとも、札幌ドームの中は歓声と熱気があふれる状況でなくてはなりません。

木佐貫投手 <5回、球数90、打者24、安打5、三振4 四球3、失点4、自責4 >

「先制点を取られて後手後手になりました。チームに対して申し訳ないです」

栗山語録

Q.木佐貫選手は立ち上がり良く見えた
「ボールは悪くないと思えていたんで。自分たちができることをやって、反省するところはしないと前に進まないから」

Q.打線もなかなか1本が出なかった
「捕まえられそうで捕まえられないままズルズルいってしまった」

Q.小谷野選手は好調
「いい形でやってくれている。(足の不安も)これ以上悪くならないように、(試合を)やりながら治していくしかない」

Q.5回のチャンスをモノに出来なかった
「勝負にいっているからしょうがない。チャンスを作ったといっても、ヒットじゃないし、(陽選手には3ボールから)打てということだった。仕掛けるときに仕掛けないといけない。ダイカンで勝負するというのを持っていたから、結果が出なかったことについてはオレが悪い」

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