2013.06.08 SAT
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広報レポート <何年たっても>

 ジャイアンツ戦連夜の逆転負けという嫌な流れを快勝で断ち切りました。1回に2点を先制されながらも、3回に打者11人を送り込み、7安打を集めて一挙6得点。互いに2桁安打を放つ展開も、序盤の大量リードを守り切って、先発のウルフ選手が4月27日以来の3勝目をマークしました。

 中でも躍動ぶりが目立ったのは大引、今浪の同世代コンビ。西川選手が左足負傷により登録抹消になり、2番に入った大引選手が3回1死一、三塁から反撃ののろしを上げる左前適時打を放ちました。中田、小谷野両選手の適時打をはさみ、2死一、二塁でスタメン二塁の今浪選手が中堅右を破る2点二塁打。若手の抜けた穴を中堅どころがきっちり埋めたところに勝因がありました。

 大引選手は法大、今浪選手は明大とともに東京6大学の出身。試合前に周囲から「神宮は2人にとって庭みたいなものだから」と活躍を半ば義務付けるような言葉が投げかけられていました。リーグ戦で首位打者2回、べストナイン5度と輝かしい成績を収めてきた大引選手は「芝やフェンスが変わろうとも僕らにとっては聖地。気持ちよくやらせてもらいました」と笑みをこぼしていました。

 慣れ親しんだ球場が思いがけず調子を取り戻すきっかけを与えてくれるのは、決して珍しいことではありません。明日9日の予告先発は武田勝選手。この2試合、序盤で大量失点を喫する登板が続いていますが、立正大時代に幾度も上がった神宮のマウンドで復調なるか、期待したいものです。

ウルフ投手 <6回、球数105、打者27、安打7、三振2、四球2、失点2、自責点2>

「立ち上がりに失点してしまったけど、2回以降はなんとか自分のペースで投げられた。ショータ(大野選手)がしっかりとリードしてくれたし、バックにもいつも通り守ってもらえたから、ゴロを打たせるピッチングができた。あとはブルペン陣に任せて応援します。」

栗山語録

Q.ウルフ選手が6回2失点でした
「(初回を)2点で抑えたのが大きい。3点4点といかれると違ってくるから。(2回以降は)試合の流れに乗れればいいなと思っていた」

Q.5勝を挙げている小川投手を打ち崩しました
「みんな足を使っていってくれたね。岱鋼(陽選手)がいきなり走ってくれたのは大きい。点は入らなかったけど。それに翔(中田選手)もね。何でもできる4番をこちらは求めているわけだから」

Q.大谷選手が2安打を記録しました
「打つ方はね、いいものを持っているわけだから。あそこでつながったからね。これで(チーム全体が)落ち着いてゲームができる状況になってほしい。明後日から2日試合がないから、明日はピッチャーみんないってもらえる」

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