2013.07.11 THU
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広報レポート <気合の丸刈りも…>

 先発投手としての役割は十分に果たしたといえるでしょう。しかし、チームに勝利をもたらせなかった悔しさが、谷元選手の表情には浮かんでいました。今季初勝利を挙げて相性の良さを感じていた球場で、7回3失点。仙台遠征を前にして丸刈りに。栗山監督をして「なかなか難しい調整をさせている中で、あの気合が入った姿はいいよね」と言わしめる出で立ちで、躍動感のあるピッチングを見せました。それでも、3回に先頭打者の出塁を許した2失点を許すと、7回には再び先頭打者に左越えに被弾。4回から6回まで安打を許していなかっただけに、「先に点を取られたし、あの一発が悔しい」とため息をつきました。

 相手投手のコーナーを突く投球が冴え渡ったとはいえ、打線の元気のなさも気になるところです。特に今月初めまで打ちまくっていた陽選手がこの14打席無安打。チームを引っ張る男のバットがいかに重要であるかを改めて感じさせる試合展開が続いています。打線全体でも得点圏に走者を進めた場面で決め手になる一本が出ず。最近黒星を喫した3試合連続で完封を許しています。

 この10試合で勝率5割と、一時期の快進撃は一旦落ち着いた状況。前日プロ初アーチを放った大谷選手の負傷もありましたが、12日からは本拠地・札幌ドームで『WE LOVE HOKKAIDO』シリーズが始まります。バーニングレッドのユニホームに袖を通しての戦いは、チームをもう一度上昇気流に乗せる絶好の機会となることでしょう。

谷元投手 <7回、球数103、打者27、安打6(本塁打1)、三振2、四球1、失点3、自責点3>

「調子はいい方でした。ただ、先に点を取られてリズムを作れませんでした。中盤は粘れましたけど、7回の一発が悔しいです。」

栗山語録

Q.大谷選手が練習中に負傷、不全骨折と診断されました
「3日たてば大丈夫ということだから。ただ、何日か様子を見ないと分からないんで。長く休ませた方がいいかどうかということも分からない。大丈夫だと思うけど、翔平の将来もあるから、休ませないといけないなら休ませる」

Q.谷元選手は試合を作りました
「このくらいのボールは投げられるし、気持ちも感じた。負けられない試合は続いているんだけど、オレが求めるものを谷元は見せてくれたから」

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