2013.07.13 SAT
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広報レポート <我慢の時期を越えて>

 攻撃陣は8回と9回を三者凡退。一方、投手陣は9回に2試合連続で失点。歯車の噛み合わない一戦となりました。それはこの日だけではなく、2勝6敗と貯金を増やせなかった最近の8試合で総じて見られるものです。先制した3試合で逃げ切り勝ちは1試合だけ。2ケタ安打は1試合、また、先発投手が立ち上がり3イニングを無失点で切り抜けたのも1試合しかありません。守りでのミスが重なって決勝点を許したのも、チーム全体がリズムに乗り切れないからなのでしょうか。

 18試合で15勝3敗という、6月下旬からの快進撃がいつまでも続くわけでないのは、だれもが感じていたことでしょう。ただ、ファイターズにそれだけの地力があることを証明した時期でもありました。5月の半ば、あの9連敗中に栗山監督はこう話していました。「この経験は、必ず選手全員の財産になる。また苦しい時期が来たとしても、自分たちが何をやらないといけないのかが分かるはずだから」。勝ち続ける喜び、負け続ける悔しさ、約40試合でその両方を肌で感じてきた男たちは、再び訪れた試練の先にある光を求めてグラウンドに立ち続けます。

 オールスターブレイクまでの3試合でどんな戦いができるのか。後半戦での“大逆襲・第2章”へ。まずは、その足がかりを早くつかみたいところです。

木佐貫投手 <7回、球数114、打者31、安打7、三振2、四球3、失点5、自責点2>

「同点から先に失点したことですね。しっかり粘らないといけなかったと思います」

栗山語録

Q.一時同点としながらも痛い連敗を喫しました
「勝ちたかったですね。ミスはたくさん出たとしても、使った側に責任があるので。木佐貫は一生懸命投げてくれていたし、申し訳ないことをしたと思っています」

Q.その中で中田選手が本塁打を放ちました
「決して状態がいいとは思えないけれど、苦しみながらも結果を出していて、前に進んでくれています」

Q.明日は今季初登板のケッペル選手が先発
「本当に一つ一つ全力を尽くさないと下にいるチームはどうにもならない。一生懸命頑張ります」

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