2013.07.17 WED
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広報レポート <“8年ぶり”からの巻き返し>

 一打同点の絶好機を逸すると、満員のスタンドからため息が漏れました。3-4の9回1死三塁で陽、代打ホフパワーの両選手が連続三振。平日デーゲームにも関わらず、今年唯一の函館開催に19,722人が詰め掛けましたが、1点差を追いつけずオールスターゲーム前最後の試合をものにすることができませんでした。

 一旦は勝機をつかみました。5回に先頭の大野選手が右中間二塁打を放って口火を切ると、1死三塁から陽選手の右翼フェンス直撃二塁打で2-1と勝ち越し。さらに3連続四死球で1点を加え、2年ぶりの函館開催勝利に近づいたのも束の間。5回まで2安打1失点と力投してきた先発の谷元選手が連続二塁打で1点差に詰め寄られ、2番手の石井選手がスピリー選手に決勝の2点適時打を浴びて形成が逆転してしまいました。

 前半戦は40勝41敗1分けの借金1で折り返し。負け越してオールスターブレークに入るのは5位に沈んだ2005年以来8年ぶりになりますが、一時借金10まで落ち込んだチーム状態は泥沼を脱し、まだまだ2連覇が狙える状態にあります。試合後のロッカールームに全員を集めた栗山監督は「よくここまで盛り返してくれた。1週間後にしっかりコンディションを整えて、また皆で戦っていこう」と呼びかけました。球場を後にする際、沿道には観戦を終えたファンの皆さんが人垣を作り、大きな声援をかけて下さいました。その光景を心に焼き付け、残り62試合に全力を注ぎ込みます。

栗山語録

Q.前半戦最終戦は逆転で敗れました
「取りたい試合だったから悔しい」

Q.6回が痛かった
「ああやってやられるといろんな反省が残る。石井を信じていったんだから、そこに対しての後悔はない。ただ、結果としてやられたんで、自分の反省として考えます」

Q.前半戦は借金1
「試合前から決勝戦のつもりでやると思っていた。ただ、一時期のことを考えると勝負できるところまで来ているわけだから。後半戦最初の10試合、20試合が勝負になる。みんなで頑張っていきます」

Q.前半戦をひと言で表現すると
「『のたうち回った』かな」

Q.後半戦は激戦になると予想されます
「去年以上にどこと対戦したとしても6チームがくっついている状況。どこにもチャンスがあると。後半戦でどこまで貯金が作れるかだけを考えます」

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