2013.07.26 FRI
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広報レポート <打線組み替え実らず>

 勝負どころで浴びた一打で、粘りのピッチングも流れを引き戻すことができませんでした。1点をリードした4回。先発した吉川選手は2死満塁から右中間に走者一掃の適時打二塁打を浴びて逆転を許すと、それが決勝点になってしまいました。先頭に二塁打を浴びながら粘って2死までこぎつけたものの、相手の8番、9番に連続四球で満塁。中でも、勝負するはずの9番打者にカウント2ストライク0ボールから歩かせてしまったことが痛恨でした。この日の相手打線は、得点圏に走者を置いた場面で14打数1安打。その1安打によって、4試合ぶりの白星はスルリと逃げていったことになります。

 オールスターブレークを挟んで3連敗中。流れを何とか変えるため、栗山監督は打線のテコ入れを図りました。「状態のいい選手をどんどん使っていく」。試合前にそう話した通り、1番には前日の試合で2安打を放っていた赤田選手を起用しました。適時打を含む2試合連続の2安打を記録して、狙いは的中したといえるでしょう。また、ここのところ9番二塁でスタメンに定着している中島卓選手も2安打。3番・陽選手、6番・アブレイユ選手と合わせて4選手がマルチ安打を記録するなど、打線には活気が戻り始めています。

 5失点で負け投手となったものの、7回までマウンドに上がった吉川選手には意地もあったことでしょう。今季、先発投手が7回まで投げたのは19試合にとどまっています。残りの約60試合で、この数字をいかに増やしていけるか。後半戦のカギは、やはり先発投手が握っているといえそうです。

栗山語録

Q.打順を組み変えて臨みましたが連敗脱出とはなりませんでした
「(1番から3番に変えた)岱鋼には岱鋼らしく一番振れるところでらしさが戻ってくれたらと思ったけれど、いくら流れを持ってこようとしても勝たないと意味がないので」

Q.4回に2塁で赤田選手が走塁死した場面も尾を引きました
「まあ、ミスが起こったことに関してはしっかり反省しなければいけないけれど。でもそういう流れの作り方になってしまったことは、こちらのせいかも知れない。そうならないようにしっかりやっていかないといけないと思って戦って行きます」

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