2013.07.28 SUN
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広報レポート <8回の難しさ>

 1死走者なしから、3安打に死球と失策が絡んで2失点。その時点でリードしていても、リードを許していても、いまのファイターズにとって8回は“鬼門”以外のなにものでもありません。オールスター明けの5試合中、4試合で8回に失点。勝負どころで勝ち越しや逆転を許すと、最終回に反撃するのはなかなか難しいものがあります。配置転換があるのか、立ち直りを待つのか。マウンドに上がるピッチャーが誰であったとしても、先発投手の踏ん張りとともに8回の攻防が重要度を増すのは間違いないところでしょう。

 このホークス3連戦は全試合で先制を許しました。ただ、この日は一度打線が機能したイニングもありました。1点を追う4回、先頭の大引選手が初球を叩いて左翼席へ2号同点弾。その後2死満塁となったところで、鶴岡選手がこちらも初球打ちで左越え3点適時二塁打を放ちました。そのほかにも、当たりが止まっていた陽選手が、アウトにはなったものの積極果敢な走塁を見せたり、中田選手が出塁を狙った打撃で2安打を記録したりと、勝利への意地と執念を見せています。

 後半戦白星なしと厳しい状況が続いています。ひとつのプレー、1球のピッチングに魂が宿るかどうか。必要なことを見つめ直し前に進む。いますぐではなくても、結果は必ずついてくるはずです。

木佐貫投手 <6回1/3、球数102、打者26、安打5(本塁打2)、三振7、四球2、失点3、自責点3>

「点を取ってもらった後、2アウトから2本の本塁打を打たれてしまい、しっかり抑えなければいけなかったと思います。振れているホークス打線に対し、全体的には丁寧な投球を心掛けて、リードした展開でリリーフにつなぐことが出来ました。8回9回、しっかり声を出して応援します」

栗山語録

Q.4回に逆転しながら再逆転を許してしまいました
「いい形で得点できて、それを生かしたかったけれど申し訳ない。ミスが多ければ負けに近づくものだし、特別なことはなくてみんなで頑張って(ミスを)減らしていくしかないので。当たり前の原理原則として、苦しい時こそきちっとした野球をやることが大事」

Q.木佐貫選手は7回途中3失点とまずまずの内容
「色々ある中でよく投げてくれたと思います」

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