2013.07.31 WED
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広報レポート <真価は次回以降に>

 5回2死二塁から適時打を浴びて交代。トーマス選手の来日初先発マウンドは4回2/3を4失点という結果となりました。ファームでの調整登板が2試合。実戦3試合目が一軍登板となった左腕はチームを勝利に導くことはできませんでしたが、随所に「らしさ」を見せることができ、今後に期待をよせるものだったといえそうです。

 奪った14アウトのうち、三振が2、フライアウトが4。8個のアウトはゴロでのものでした。ツーシームとチェンジアップ、スライダーを中心に組み立てるタイプです。ボールを低めに集めることができればゴロの山を築くことができるはず。逆にいえば高めに浮くと要注意。この日も高めのボールを見極められて四球を出し、そこからの失点で先制を許しました。「初登板で緊張感もあった」と話すだけに、登板機会が増えていけば落ち着いてマウンドに上がることもできるでしょう。

 6月の快進撃から一転、7月は8勝13敗と厳しい戦いを強いられました。先発投手が8回を投げた試合はありませんでした。攻撃陣、先発陣、そしてブルペン陣と、それぞれがもう一度、自らの立場を見つめ直すべき21試合となりました。ただ、月が変われば流れが変わることを、一ヶ月前には証明できたのがファイターズです。最後の直線で優勝争いに加わるため、勝負どころになる8月。チーム全員の奮起に期待するほかありません。

トーマス投手 <4回2/3、球数74、打者21、安打6、三振2、四球2、失点4、自責点4>

「結果には納得していないし、初登板ということで舞い上がったようなところがありました。4点を追いかける展開になり、チームに対して申し訳なく思います。4回に関しては理想的な投球が出来たと思いますし、次に向けてしっかり準備して臨みたいと思います」

栗山語録

Q.初登板のトーマス選手は4失点で降板しました
「ストライクゾーンの違いや打者の反応だとか、色々重なった面があったし、見極めたくて(5回まで)引っ張った。可能性は感じたから、次もしっかり準備してもらいます」

Q.古谷選手にほぼ完璧に抑えられましたが
「ビデオで見ていたのと一緒で、思っていた通り。もう少しうちが点を取れていたらどうだったかなと思います」

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