2013.09.29 SUN
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広報レポート <意味を持つ白星>

 日本シリーズの快投から11カ月。今季ローテーションの一角に期待されながら1軍に定着できなかった中村選手が、大量得点に守られて7回途中4失点ながらうれしい初勝利を飾りました。バファローズの猛反撃にあって笑顔を封印し「来年はシーズンの最初から勝っていけるよう、この1勝をつなげていきたいです」と志を新たにしていました。
 
 初回に2四球を与える不安な立ち上がりも、軸足に体重を乗せてバランスを修正すると、90キロ台のカーブを交えて徐々にペースを取り戻しました。その間に打線は女房役の大野選手に先制3ラン、アブレイユ選手にリーグ最速の30号到達となるソロアーチ、7回にも5安打を集中して3点を加えて勝ち運に恵まれていなかった右腕を強力に援護しました。
 
 中でもアブレイユ選手は三塁打が出ればサイクル安打の場面で、左翼へ会心の31号2ランを運んで4安打4打点の活躍。中田選手の離脱で4番に座り始めてから無理に勝負されなくなり、持ち前の長打がなりを潜めていましたが、打てる球を待つ忍耐力をつけて再び量産態勢に入りました。

 前日に4位以下が確定しましたが、一つ一つのプレーを大切に戦う、選手として当たり前のことは何ら変わりありません。積み重ねの証しとして、小谷野選手はプロ野球460人目の通算1000試合出場を果たし「これからも皆さんと一丸になって勝利をつかみにいきます」ときっぱり。残りは6試合。全力プレーの先にファイターズの未来が開けてきます。

中村投手<6回1/3、球数111、打者28、安打6、三振2、四球4、死球1、失点4、自責点4>

「立ち上がりボールが先行して苦しみましたが、野手の方々のナイスプレーに助けられて立ち直ることが出来ました。全体的にいい感じで投げられただけに、7回は投げ切らなければいけなかったですね。そこを課題に今後取り組んでいきたいと思います」

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