2013.10.01 TUE
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広報レポート <歓喜の舞台が一転して>

 難攻不落の相手を崩すには、大量失点が重すぎました。2-1と逆転した直後の3回に札幌ドーム初登板のトーマス選手がつかまり、2度も満塁走者を一掃されて6失点。田中選手に開幕からの連勝を23に伸ばされ、札幌ドームでのイーグルス戦は今シーズン9戦全敗とまざまざと力の違いを見せつけられました。

 田中選手には3年越しで勝ちがなく、せめてもの意地を見せたいと策を講じて挑みました。打線に足のある打者を並べ、「何かやる、と思わせるだけでも違うはず」と栗山監督の起用策に明確な意図がうかがえました。1回は2番起用に応えた中島卓選手が、三塁線を破る二塁打を放ってアブレイユ選手の同点打を呼び込めば、2回は村田選手の中前打がチャンスを広げ、続く杉谷選手が詰まりながらも勝ち越しの左前打。投手陣が踏ん張れれば違う結果も十分考えられたほど、序盤の攻撃には勢いがありました。

 ファイターズが札幌ドームでリーグの頂点に立つ歓喜の瞬間を迎えてから、明日で丸1年。色とりどりの紙テープで彩られた本拠地が、相手の独壇場で終わったことに何を感じるのか。これを払拭できるのは、結果を差し置いて他にないはずです。

トーマス投手 <2回2/3、球数83、打者16、安打4、三振3、四球4、失点7、自責点3>

「逆転してもらいながら、期待に応える投球ができず、申し訳なく思います」

栗山語録

Q.きょうの試合を振り返って
「振り返るというより、こういうチーム状況になって、やってる方も血液が逆流するような試合になっている。謝って済む問題じゃないのは分かってるけど、勝ち負け以上にこういう試合になってしまったことに申し訳ないと思う」

Q.序盤は田中選手を苦しめました
「こっちが点を取られるのを我慢しないと、どれだけいい攻撃をしてもね」

Q.トーマス選手について
「明らかに来た直後とは違うかな。ランナー出した後を見極めないといけないと思っていた。結果についてはみなさんが感じた通り」

Q.斎藤選手が復帰登板する明日に向けて
「いろいろなことを言われても札幌ドームに来てくれているファンの方々がいる。球場に来てよかったという試合にしないといけない。斎藤には去年のスタートを思い出して必死に投げてもらって、いいゲームにして勝たせてあげたい」

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