2014.03.04 TUE
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広報レポート

<名刺代わりのプレー>

2日前まで過ごした沖縄とは打って変わり、外は小雪が舞う札幌ドーム。数千キロの距離を移動してきても、キャンプで進めてきたことが随所にプレーに表れました。昨年のセ・リーグ覇者、ジャイアンツを中盤に逆転して10-4の勝利。本拠地での今年初戦を白星で飾り、オープン戦無傷の3連勝としました。

試合前は新入団選手によるウエルカムハイタッチを実施。スタメン出場により参加を見合わせた岡選手は、名刺代わりの鮮烈プレーを見せてくれました。近藤選手の2点中前打で勝ち越した4回1死二塁、詰まりながら快走を飛ばしてHランプを灯すと、6回、8回にも遊撃内野安打。「人工芝は走りやすくて転がせば何かあるかな、と。試合前からワクワクして楽しめました」と初々しくコメントしました。

7回からはローテーション入りをかけてキャンプからアピールを続けている、上沢選手が登板。8回に犠飛により1点を失いましたが、伸びのあるストレートを軸に9アウトのうち7つをフライで取りました。「まっすぐでファウルを打たせることもできましたし、力まずに投げられたことが収穫」。こちらも3年目で初の本拠地マウンドに動じることなく、持ち味を発揮してくれました。

先発したメンドーサ選手は立ち上がりこそ制球に苦しみ3点を失ったものの、2回以降は低めに球を集めて5回まで無失点。キューバ人の両選手が欠場した一方、キャンプをファームで過ごした小谷野選手が中前適時打を放つなど、出場した選手がそれぞれに持ち味を発揮しました。互いの活躍に刺激を受け合い、チームは昨日より今日、着実に前に進みます。

選手コメント

1回、ホームランの大谷選手
5回、ホームランの中田選手

大谷選手
<1回 左中間本塁打 P・宮國>
「打ったのはまっすぐか、抜けたカットボールですかね。芯には当たりましたけど、ちょっとこすりだったんで、入るだろうという手応えがあったわけではないです。札幌ドームで幸先のいいスタートを切れたと思います。」

近藤選手
<4回 逆転の2点中前打 P・宮國>
「打ったのは外のスライダー。うまくバットで拾うことができました。メンドーサが途中からいいテンポで投げてくれていたので、打線にリズムが出ましたね。」

小谷野選手
「久しぶりの試合だったので疲れました(笑)。打ったのは外のまっすぐです。思い描いているバッティングができました。」

中田選手
<5回 左越えソロ本塁打 P・宮國>
「前の2打席は真っ直ぐ狙いでいって緩い球を振らされていたので、変化球狙いに切り替えました。しっかり狙った球を1球で仕留めることができて良かったです。」

メンドーサ選手
<5回 71球 打者19人 安打3 三振3 四球1/死球1 失点・自責点3>
「初回はフォームが乱れていたけど、2回から修正できた。札幌ドームのマウンドは何も問題がないし、とても気に入った。まだスプリングトレーニング(オープン戦)だし、ストライクゾーンを覚えて、相手打者を覚えて、日本の試合のリズムを覚えているところ。これからもっと良くなっていくと思うよ。」

栗山語録

栗山監督
本日の幕切れ

Q.札幌ドームに戻って初めての試合でした
「いいところと悪いところ、いろいろありました。ただ、やっぱりプレーしやすいし、“ふるさと”はいいですね」

Q.メンドーサ選手は立ち上がりだけ乱れました
「あれだけ初回テンポ悪かったのにね。今日ので“いける”と感じたところは多い。進み始めたなと」

Q.上沢選手が無安打投球でした
「昨日(自身が)打席に立って胸元えぐられたからね。そういうことが試合でもできることがうれしかった。まだまだだけど、前に進んでいる」

Q.大谷選手が初打席で本塁打
「普通です(笑)」

Q.岡選手が3安打
「彼らしいというか、思っていた通り。これから少しずつ経験して自信につながっていけばいい」

Q.小谷野選手が復帰しました
「国頭の最後の方で、状態は上がっていると思っていた。栄一らしくなっているし、安心した」

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