2014.03.30 SUN
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広報レポート<1、2番の機能美>

1回、ホームランの陽選手
本日のヒーロー

5点リードを1点差まで詰められる展開も、1、2番の先制攻撃が効きました。陽選手が通算5本目となる初回先頭打者アーチを放って勢いをもたらせば、2番の西川選手が二塁打が出ればサイクル安打の活躍で打線に火をつけました。お立ち台には仲良く手をつないで登場し、「ハッピーで~す」と声を合わせて大絶叫。新・名物コンビの誕生で、2014年開幕カードを2勝1敗と勝ち越し発進しました。

1回から畳み掛けました。陽選手の今季1号ソロで先制した直後、西川選手が右中間を破ると快足を飛ばして三塁打。「前の打者が本塁打を打った後って本当は雰囲気的に集中しにくいんですが。ダイさんが打ってくれて楽になりました」と、続く大谷選手の犠飛で2点目のホームを踏みました。2回は2死無走者から陽選手が左翼線二塁打で出塁すると、今度は西川選手が右翼席へ2ランを運ぶ暴れっぷり。前日零敗を喫した打線に活気を与えたのは言うまでもありません。

投げては新外国人のクロッタ選手が相手に傾きかけた勢いを引き戻しました。4回に一気に4点を返され、なお1死二塁。150キロ台の直球とツーシームに威力があり、4番、5番を打ち取ってピンチを脱すると、6回も三者凡退に抑えて来日初勝利。未体験のヒーローインタビューは日本語で「ホッカイドウ、イッショニユウショウシマショウ!」と呼びかけ、場内を盛り上げました。

7年ぶりにファイターズの試合を生で観たヒルマン監督も「若手に躍動感があって今後が楽しみ」と評した今年のチーム。次は敵地に乗り込んで開幕3連勝を飾ったホークスが相手で、西川選手は「強いと思いますが福岡でも同じように戦いたい」と見据えます。2004年以降、開幕カードを勝ち越した2006年と2012年はともに優勝。吉兆データを拠りどころに前評判の高い相手にぶつかります。

武田勝選手 <4回1/3 68球 打者21 安打6/本塁打1 三振5 四球2 失点・自責点4>

武田勝選手

「ホームランを打たれてから、投げ急いでしまった。ボール自体は悪くなかったと思いますが、間とか駆け引きという部分で、修正できなくなった。しっかり反省して、次の試合に向かっていきたい。リードしているので、このまま勝てるように応援します。」

栗山語録

歴代監督

Q.開幕カード勝ち越しです
「マサル(武田勝選手)には申し訳ないことにしたね。ただ、大事な試合なんで勝たないといけないと思ってやっている。本当はもっとスーッといかないといけないけど、みんな頑張った」

Q.陽選手が先頭打者アーチ
「(完封負けを喫した)昨日からの流れを、ダイカンが引き戻してくれた。チームにものすごく効果があった」

Q.大谷選手がプロ初猛打賞
「昨日ちゃんとやってなかったから(笑)。きょうは内容が良かったよね。去年のことを活かしていると思う」

Q.中田選手のダメ押し打が大きかった
「みんなが打っている中で、確実に点が入ると大きい。コンパクトに振っていった。ああいうところが4番。感謝しています」

Q.次のカードへ向けて
「カード3試合でどうかというよりも、ひとつひとつが勝負。ホークスがいい形で開幕した中で、そこで我々が何をできるのか。必死に行きたいと思います」

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