

広報レポート<ミスをプラスに>


激しく動く試合の中では、いろいろなミスはつきものです。誰が見てもはっきりと分かるものもあれば、ひと目では理解できないものもあります。ロースコアのゲームになればなるほど、大小関係なくミスが勝負の分かれ目となります。この日は大小のミスが絡んで痛恨の逆転負けを喫しました。
3回に大谷選手の右前打で1点を先制した直後、外野への飛球とタッチアップからの進塁を狙ってアウトが重なった三重殺を喫しました。同点に追いつかれた5回1死一塁の守備では、併殺を狙ったプレーで悪送球があり、逆転に結びつきました。これらはミスのレベルでいえば“大”かもしれません。それだけではなく、試合の中では“小”のミスもありました。
集中力を切らして起こしたミスだけではなく、攻めたからこそのミスがあるのも事実。このミスを「ミス」で片付けてしまうのか。何かを学ぶのか。そのひとつ一つが未来の好プレーにつながるはず。選手それぞれの成長は、チームの成長へとつながります。「開幕前に完成しているチームじゃない。戦いながら成長していく。優勝するシーズンはそれを感じられる」。栗山監督はそう話したことがあります。ミスをプラスに。すべてが糧となるはずです。
メンドーサ選手 <6回 88球 打者24 安打7 三振3 四死球0 失点2 自責点1>

「いつも通りに打者を打たせて取るピッチングスタイルを貫くため、ストライク先行でカウントを取りにいくことを心がけました。6回に連打を浴びたことが課題になりますが、また次回の登板に活かしていきたいです。」
栗山語録

Q.なかなか歯車が噛み合いませんでした
「試合の中ではいろいろなことがあるし、前を向いて戦おうという気持ちや、いい方向に向いているものもある。ただ、メンドーサが良かったし、ホークスとやるときはこういう試合を取らないといけない」
Q.メンドーサは腰を痛めたように見えた
「極端にパフォーマンスが落ちたように見えた。それまでこの打線を相手にあれだけやれたというのはあるけど」
Q.6回からは三者凡退が続きました
「何とかしたかったね」