2014.05.06 TUE
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2X
R
H
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広報レポート<ここが正念場>

2回、ヒットの大野選手
6回、ヒットのミランダ選手

土壇場の最終回に同点に追いつかれ、なおも1死一、三塁。追い込んでから増井選手が投じたフォークに打者のバットは空を切りました。しかし、ワンバウンドしたため捕手・大野選手が捕球できず、ボールはバックネットへ向かって転々。三塁走者が本塁を駆け抜け、三振と暴投という形でサヨナラ負けを喫しました。8回を終わって1-0のリード。そこまで投手陣が6イニング連続で相手打線を三者凡退に抑えていましたが、勝負の厳しさを痛感する一戦となりました。

先発・浦野選手は立ち上がりに連打を浴び、無死一、二塁のピンチを招いたものの、クリーンアップを抑えて無失点スタート。2回以降は本来のリズムを取り戻し、強力打線を翻弄しました。「先制点を取られたくなかった」。低めを丁寧に突くルーキーらしからぬピッチングを見せる右腕は、もはや先発ローテに必要不可欠な存在として認められつつあります。打線では4回にミランダ選手が左翼席へ先制の3号ソロ。ビデオ判定で二塁打となっていた前日の“打ち直し”とばかりに放った一発に、助っ人の意地を垣間見ることができたといえるでしょう。

簡単に勝たせてもらえないのが勝負の世界。栗山監督は言います。「こういうのを引きずらない方が大事」。開幕直後に喫した前回のサヨナラ負けが5連敗の始まりとなったことは記憶に新しいところ。ならば、ここをどう乗り越えるか、今後の戦いを大きく左右するといっても過言ではありません。正念場となる一戦で、この屈辱を晴らせるかどうか。選手たちの発奮に期待するしかありません。

浦野選手<5回 75球 打者19 安打3 三振2 四球1 失点・自責点0>

先発の浦野選手

「今日は先制点だけは与えたくないと思いマウンドに上がりました。序盤にヒットを許しランナーを出してしまった後は”なんとか抑えてやる”という思い一心で投げました。あとは、強力打線に対して高さだけ気をつけました。高目に浮くことだけは避け、低目低目に意識をおきました。残りのイニングは更に追加点を挙げることを祈り見守っていきます。」

栗山語録

Q.最後の最後でサヨナラ負け
「よくみんな頑張ったけど。もちろん、勝たないといけない試合だったけど、こういうのを引きずらない方が大事だから」

Q.好投した浦野選手を5回で交代
「それはいろんな考え方があるよね」

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