2014.06.15 SUN
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広報レポート<チャンスをモノにした者、逃した者>

2回、ヒットを放ったミランダ選手
2回、タイムリーを放った中島卓選手

ボールがキャッチャーミットに吸い込まれた瞬間、バッターボックスの中で鵜久森選手は立ち尽くしました。1点差に迫った9回2死三塁。フルカウントから内角への一球にバットは空を切りました。チームの窮地を救う一打を放つことはできずに今季10度目の1点差負け。ベンチの栗山監督もスコアボードを眺め、しばらく身動きを取れませんでした。

2回に中島卓選手の中前打で先制した試合。「昨日再三チャンスで打てなかったから、とにかくチームに貢献したいと思った」と振り返ります。前日の試合では得点圏に走者を置いた場面で4度凡退した男は、気持ちのこもった打席でリベンジしてみせました。チャンスをモノにした若手がいる一方、悔しい思いをした選手もいます。9回の攻撃は2点を追う状況でスタート。1点を返して1死三塁となったところで代打・杉谷選手は初球を打って浅い中飛に。最後の打者となった鵜久森選手と同様に、同点劇・逆転劇を演出することはできませんでした。

交流戦での本拠地最終2カードは1勝3敗。4試合とも最終回(延長10回)に失点し、ブルペン陣にとっても厳しい内容となりました。週明けから交流戦の残り6試合を敵地で戦います。次に戻るリーグ戦再開へ向けての弾みになる試合にしたいところです。

メンドーサ選手<7回 打者27 球数98 安打7 三振5 四死球2 失点・自責1>

先発のメンドーサ選手

「状態はいつも通り良かった。最後の回(7回)だけ、打ち取ったと思った打球がヒットになってしまい、粘り切れなかったことが唯一悔やまれます。今日も野手が再三いい守りで盛り立ててくれたことに感謝しています」

栗山語録

栗山監督

Q.メンドーサ選手が好投も援護できませんでした
「いつも通りのメンディだったし、よく投げてくれただけに勝たせてあげられなくて申し訳なく思います。競ってやられるのはうちのチームらしくないので」

Q.9回は宮西選手が2失点
「全然、一番信頼しているのは変わらない。ちょうど疲れが出るところで、クロッタもそういう時。どうスーッと抜けてくれるかだと思っています」

Q.本拠地での交流戦は6勝6敗で終え、遠征に出ます
「逆に遠征に出た流れでそのままリーグの戦いに戻ることになる。(残り交流戦6試合は)DHになるし、自分たちの戦いができると思っています」

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