2014.06.17 TUE
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広報レポート<野球は“2死走者なし”から>

5回、西川選手の適時打

どれだけの俊足を飛ばしても追いつけない打球が、センター・村田選手の頭上を越えて行きました。延長12回2死一、二塁。引き分けに持ち込むまであと1つのアウトを取れず、痛恨のサヨナラ負けを喫しました。この回、マウンドに上がったA.カーター選手は2者連続三振スタートを決めたものの、四球で走者を出してからタイガース打線を食い止めることはできませんでした。しかし、その約1時間前、ファイターズ打線も崖っぷちから一度は試合をひっくり返す粘りを見せていたことを忘れるわけにはいきません。

1点を追う9回の攻撃でした。連続三振で2死走者なしとなって、打席にはタイガース先発・藤浪選手から2安打を放っていた大野選手が入りました。「速いボールに強い」。栗山監督がそう評価する男は、速球にしっかりと対応してショートへの内野安打で出塁。続く中島卓選手が四球を選び、西川選手の右線2点適時二塁打が飛び出したのです。2番から7番の6選手で合計2安打16三振と沈黙した中、下位打線が「野球は2アウトから」を具現化し、最後まで諦めない姿勢を見せてくれました。

先発・上沢選手は2回に1点を失いながらも立ち直って7回1失点。前回のタイガース戦登板で3回途中交代という屈辱を味わいましたが、しっかりとリベンジしてみせました。ただ、心配なのは中継ぎ陣でしょう。8回から11回まで先頭打者に出塁を許し、苦しいマウンドを強いられる状況。ここまでチームを支えてきた自慢の継投が決まらなければ、なかなか勝ち切ることはできません。中継ぎ陣は宿舎に戻ってからミーティングを行いました。精神面からの立て直しをはかって再出発を誓い、次の試合に臨みます。

上沢選手<7回 111球 打者26 安打7 三振7 四球1 失点・自責点1>

上沢投手

「今日はピンチの場面でも普段と変わりなく投げることができました。力を入れすぎることなくリリースだけを意識しました。フォークも良い所で決まりましたし、ランナーを背負ってからも粘りのあるピッチングができたので、収穫のある内容だったと思います。後はチームが勝つことを祈るだけです。」

栗山語録

栗山監督

Q.中継ぎが打たれての敗戦が続いてます
「そこが自慢のチームなんだけど、そういう時もあるよね。でも、何とかしないといけないよね。」

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