2014.07.08 TUE
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広報レポート<序盤から狂ったリズム>

2回、タイムリーヒットを放つ大野選手
7回、4番手登板の矢貫選手

2回の先頭打者に中前打を浴びたところで、ベンチから出てきた栗山監督が投手交代を告げました。マウンド上の武田勝選手は自分の調子の悪さを自覚していたかのように、淡々とした表情でベンチに戻って行きました。34球。1回0/3での交代は屈辱的なものであったに違いありません。しかし、1回に6点を奪われた後、打線が1点を返して反撃ののろしを揚げた直後。しかも、武田勝選手は先頭打者に出塁を許したイニングで80%以上の割合で失点を許しているだけに、仕方ない交代と言わざるを得ないでしょう。

立ち上がりの大量失点は、確実に投打のリズムを狂わせていきました。2番手の大塚選手、3番手の武田久選手は守備陣のミスもあって、それぞれ失点。8回に4番手で登板した矢貫選手が無失点で一軍復帰を飾ったことは光かもしれません。攻撃陣も2回、4回に先頭打者を出しながら1点を返すのが精一杯。6回、7回は得点を挙げることができませんでした。陽岱鋼選手の復帰が秒読みとなる中、若手外野手が沈み込んだ雰囲気のチームを盛り上げる一打を放てなかったのは悔やまれるところ。8回に代走で出場した飯山選手が2つの暴投で果敢に生還したように、ベテランの動きの良さが際立っていたほどです。

今季4度目の2けた失点負け。しかし、過去3度のうち2度は、前日の大敗を引きずらずに白星を挙げています。反省するところは反省しながら、常に前を向いて進む。この屈辱を少しでも晴らすには、とにかく明日勝つ以外にありません。

武田勝選手<1回 34球 打者10 安打6/本塁打1 三振1 死球1 失点・自責点7>

先発の武田勝選手

「初回にゲームを壊してしまったことが全てですね。反省します。ただ引きずっていても仕方がないので、しっかりと気持ちを切り替えて次へ準備していきます。本当に申し訳ありませんでした。」

栗山語録

栗山監督

Q.武田勝選手が乱調
「調子どうのこうのではなく、結果として抑える必要がある。それができなかったと」

Q.途中で捕手も交代
「あれだけ点が入ったという現実があった。いろんなことを考えた」

Q.明日は大事な試合
「ひきずらないで一日一日やるしかない。岱鋼、近藤を呼んだ。一生懸命やるしかない」

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