2014.07.26 SAT
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広報レポート<2ケタ勝利はきっちりと>

7回、同点タイムリーの小谷野選手
9回より登板のA.カーター選手

同点で迎えた9回裏。2番手のA.カーター選手が2死走者なしから連続長打を浴びてサヨナラ負け。そのシーンを大谷選手は目に焼き付けるように眺めていました。8回まで2失点。9回のマウンドに立つだけの気力はありました。しかし、球数は116まで積み重なっていました。もう1イニング投げるにはどうすればよかったか。すでに2度の完投勝利を挙げている男には分かっていました。そのヒントは最後の2イニングにありました。

7回と8回の2イニングを合計20球で切り抜けました。100球を越えても球速は158キロを計測。それだけに、先発完投を常に狙う右腕は、5回までの83球に反省を込めています。特に5回は2死走者なしから四球と死球でピンチを招き、適時打を浴びて勝ち越し点を献上。この回だけで25球を費やしたことが、9回のマウンドに上がれなかった原因となりました。ただ、「(8回より)もっと前で(交代させて)もよかったけど」と話す指揮官に、交代を思いとどまらせた7回からの2イニングは、大谷選手にとっては大きな収穫になったのではないでしょうか。

プロ2年目での2ケタ勝利は次戦へのお預けとなりました。ひとつの目安ではあっても、追い求める数字ではありません。誰にも注文をつけない形で10勝のラインを乗り越える。その先に続く道を、きっちりと自らの手で示してくれることでしょう。

大谷選手<8回 116球 打者32 安打5 三振10 四球1/死球1 失点2/自責点1>

先発の大谷選手

「ストレートは7回や8回の方が良かったので、(得点を取られた前半戦など)それまでどうするかを考えないといけない。暑さや疲れは問題ありませんでした。9回も行けたと思いますが、そこは球数もありますから。(投球内容に)納得できないところはありますが、粘れたとは思います」

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