2014.09.10 WED
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広報レポート<打ち破りたい壁>

1回、タイムリーを放った陽選手
7回、ヒットを放った近藤選手

同点を想像したスタンドの歓声は、一瞬にしてため息に変わりました。1点を追う9回2死二塁。代打ミランダ選手の打球は右翼方向へ鋭い弾道を描きましたが、深めの守備位置をとっていた二塁手・明石選手のグラブに収まりました。大胆なシフトの網にかかり、ぶつけようのない悔しさが募りました。

1回に先頭の西川選手が中前打で出塁し、すぐさま二盗に成功。中島卓選手が送ってお膳立てしたチャンスを、陽選手が中前へ弾き返して幸先のよいスタートを切りました。先発の木佐貫選手は4回に松田選手に同点ソロ本塁打を浴びたものの、6回までその1点にホークス打線を抑える好投。今季初勝利をかけてマウンドで見せる表情に気迫がみなぎりましたが、7回に2死一、二塁のピンチを招いて降板。2番手の谷元選手が李大浩選手に中越え二塁打を喫し、2敗目がついた背番号29は「しんどい場面でリリーフに代わってもらったことが申し訳ない」と唇をかみしめていました。

ファイターズ読書促進キャンペーンで、木佐貫選手の読書シーンを撮影したのは今季初登板翌日の旭川駅でした。撮影スタッフと約束した1時間も前に駅に到着し、ロケハンと称して付近を散策。球界屈指の‘電車男’は「木の風合が素晴らしく良くて、プライベートで何度も来ている大好きな場所です」と明かしました。自分の足で、目でお気に入りの駅を見つけるほどの人だけに、自分自身で決着をつけるまでマウンドを降りたくなかったのが本音でしょう。

ホークスの森、五十嵐両選手から奪った得点は今季わずかに1。相手の勝ちパターンに持ち込まれてそのまま押し切られる展開が多いこのカードですが、先々を見据えても何とかこの状況を打開したいところです。

木佐貫選手<6回2/3 122球 打者30 安打7/本塁打1 三振6 四球3 失点・自責点2>

先発の木佐貫選手

「内容云々ではなく、何よりも中継ぎの谷元にしんどい状況でリリーフに代わってもらったことが申し訳ないと思っています。この後少しでもチームの力になれるように、ベンチで声を出して応援したいです。」

栗山語録

栗山監督

Q.結果的に得点は初回の1点だけでした
「そうだね。。。木佐貫には申し訳ないね。6回はマークが厳しい中、岱鋼が走ってチャンスを広げてくれて、その後に決め切れなかった。」

Q.1勝1敗で首位ホークスとの連戦最終日を迎えます
「出来ることをやりつくした結果の勝ち負けだと思う。今日は悔しいけど、やるしかないね」

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