2015.03.07 SAT
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広報レポート<光が見えた>

1回、三塁へ向かう田中賢選手

ピンチでも動じることなく自分のピッチングに徹しました。5イニングを投げて三者凡退は1イニングだけ。それでも、守備陣の失策による1失点(自責は0)に抑えたことで上沢選手は少しだけホッとした表情を浮かべました。キャンプ中から実戦で結果が出ず、もがき苦しんでいた男に光が差し込んだ登板。特に5回二死三塁で相手4番を抑えた場面では、そこまで2打席出塁を許していながら臆することなく投げ込み、遊ゴロにしとめました。

「いままで右腕が横振りになっていたので、きょうは極端に縦振りでいくつもりで投げました。まっすぐの質が高まりました」投球動作での欠点をしっかりと自覚し、開幕まで3週間という時期に修正の手応えをつかんだ様子。「まだ高めに抜けているボールが多いので、低めに集められるようになれば去年以上になると思う」と更なる上昇を目論んでいます。

2番手で登板したガラテ選手も光が見えた一人でしょう。6回からマウンドに上がり、2イニングを4三振のパーフェクトピッチング。外国人投手はメンドーサ、クロッタの両選手が昨シーズン実績を残していますが、外国人枠の争いは激化する可能性も出てきました。首脳陣にとっても大歓迎の“うれしい悩み”に違いありません。

野手陣では田中賢選手が好守備に続いて三塁打を放ち、打者として札幌ドーム今季初出場となった大谷選手も二塁打と結果を出しました。オープン戦初勝利は持ち越しになりましたが、着実に前に進み始めています。

選手コメント

先発の上沢投手

上沢選手<5回 88球 打者22 安打5 三振4 四球1 失点1 自責点0>
「今年の中では一番良かったと思います。縦振りの意識を持ち始めたことによって、真直ぐの質が高まりました。ファウルも後ろに飛び出しましたし、真直ぐでフライアウトを取ることができたので良かったです。あとは、少し高めに浮くことがあったので、ストライクゾーンにおさまるように調整していきたいです。」

栗山語録

栗山監督

Q.今日の試合を振り返って
「良い所も悪い所もあった試合。オープン戦だから負けていいという事はないけどもこの敗戦を次につなげなければいけない」

Q.上沢選手が5回を投げ自責点0
「だいぶ上沢らしさが出てきたね。狙われた真っ直ぐがフライになっていたし。まだまだ前に進むと思うよ」

Q.ガラテ選手も2回4三振と好投
「外国人選手が5人いるから登録の関係があるけども、非常にいい手ごたえ。今日の感じだと2桁勝ちそうな感じもするね」

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